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結婚43年の夫婦デュオ「チェリッシュ」円満の秘訣はすべて「何となく…」がんから復帰の妻と「長く歌い続けたい」

2020年7月28日 16時08分

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チェリッシュの松崎悦子と夫の松崎好孝

チェリッシュの松崎悦子と夫の松崎好孝

 「てんとう虫のサンバ」で知られる名古屋市在住の夫婦デュオ、チェリッシュが28日、NHKの情報番組「ごごナマ」にリモート生出演。2人は結婚生活43年の秘訣(ひけつ)を「何となく」と明かした。
 夫の松崎好孝(70)のバンドがテレビ出演した際、番組のカバーガールを務めていた妻の悦子(69)が加入。当初は5人組だった。デビュー直後に3人が脱退し、デュオに。当時はアイドルブーム真っ盛りだったため、ソロデビューの話があった悦子は「松崎くんがついてきちゃった」とちゃかした。
 その後は「流れに沿って何となくフワフワフワときました。何となく夫婦になった」と悦子。結婚も芸能リポーター、梨元勝さんの突撃に好孝が口を滑らせたことがきっかけで翌日報道陣に囲まれた悦子は「何となく返事をしなきゃいけないような状態になった」と振り返ると、好孝も「これも何となくなんです」と合わせた。
 このためプロポーズの言葉はなく、悦子は「苦しい時にプロポーズの言葉を糧に頑張るっていうのがあるんでしょうけど、ウチはない。だから負ける時があります」と残念そうに話した。
 悦子は昨年夏、がんのため胃を全摘出し、年末にコンサートに復帰した。「こうして元気になりました。本当にありがたいこと」と笑顔を見せ、好孝も「やっぱり早期発見(のおかげ)かな」としみじみ話した。
 現在はコロナで2月上旬から自宅待機が続く。今後について好孝は、「せっかく助かった命。少しセーブしながら、少しでも長く歌い続けていけたら」と意気込んだ。

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