5,500円以上ご購入で送料無料! - 5/13(月)16:00まで

cotta column

お菓子・パン作りの知的好奇心を満たす情報メディア

【人気!】基本のカレーパンのレシピ

date
2023/10/10
writer
aoi
category
パン作り

パン屋さんの定番人気といえばカレーパン!

お総菜パンの定番といえばカレーパン。パン屋さんでもコンビニでも大人気です。

今回は、初めて作る方にもわかりやすい基本のカレーパンのレシピをご紹介します。
揚げたてのカレーパンがおうちで食べられたらうれしいですよね!

カレーパンとは

カレーパンとは、パン生地でカレーを包んで衣をつけて揚げた日本発祥といわれているパン。

サクサクふんわりとした食感で、中からとろりとあふれる濃厚なカレーが何度も食べたくなるおいしさです。

パン屋さんやコンビニでは独自の特色あるカレーパンを開発し、看板商品としていることも珍しくありませんよね。

パンはあまり食べないけれどカレーパンは好き!という声も聞かれるくらい、特別な存在感があるパンです。

基本のカレーパンのレシピ(8個分)

「カレーパンを作りたいけど、油で揚げるのは難しそうだし手間がかかりそう」と諦めたことはありませんか?

そんな方にも試してほしい、ポイントを分かりやすく押さえた基本のレシピです。
本格的なカレーパンを手作りしましょう。

材料

  • 強力粉…160g
  • 薄力粉…40g
  • 砂糖…16g
  • 塩…3g
  • 全卵…20g
  • 水…106g
  • インスタントドライイースト…3g
  • 無塩バター…16g
  • カレー(フィリング用)…280g
  • 全卵…適量
  • パン粉…適量
  • 揚げ油…適量

下準備

  • 材料を常温にする。
  • 卵を溶きほぐす。
  • 暑い時期以外は、水を人肌程度に温めておく。

作り方

  1. ボウルに水とドライイーストを入れ、ドライイーストを溶かす。
    強力粉・薄力粉・砂糖・塩・卵を入れてカードで混ぜる。
  2. 水気がなくなれば、台に出して手でこねる。
    生地がつながってきたら無塩バターを混ぜ込み、押したりたたきつけたりしてこねる。

    のばすと薄い膜が張り、表面がなめらかになればこね上がり。

    *始めはべたつくが、こねるうちにまとまる。ホームベーカリーなどのこね機を使用してもOK。

  3. 生地をひとつに丸め、とじ目を下にしてボウルに入れる。

    ラップをかけて暖かい場所(30~35℃)で一次発酵(40分間~)。
    生地が約2.5倍の大きさになれば発酵完了。

    *環境によって発酵のスピードが変わるので、時間ではなく生地の大きさで判断する。

  4. 生地を手で押さえてガスを抜き、カードで8等分にして丸める。
    乾燥しないようにボウルなどをかぶせ、10分間ベンチタイムを取る。
  5. 再び生地のガスを抜いて、長さ約12cmの楕円形にのばす。

    8等分にしたカレーフィリング(1個あたり35g)を生地の中央にのせる。
    *生地の縁にカレーフィリングがつかないように注意する。

  6. 生地を半分に折って少し引っ張るように包み、とじ目をとじる。

    *生地をぎゅっと押しつぶすようにしっかりとじるのがコツ。
    しっかりとじないと、発酵時や揚げている途中にとじ目が開きやすくなるので注意。

  7. とじ目を下にして形を整える。残りの生地も同様に成形する。
  8. 生地全体(表面だけでなく裏面も)にハケで溶き卵を塗り、パン粉をつける。
    とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる。
  9. ふんわりとラップをかけ、発酵器などの暖かい場所(35℃)で、生地が乾燥しないように注意しながら二次発酵(30分間)。
    生地がひとまわり大きくなれば発酵完了。
  10. 揚げ油を180℃に温める。
    温めている間、生地を発酵器から出してラップを取り、表面を乾燥させておく。

    *生地の表面の水分を乾燥させることで油はねを防ぐ。また、カラッと揚がりサクサクに仕上がる。

  11. 180℃の揚げ油にとじ目を下にして入れ、片面1分半~2分間ずつ揚げる。
    生地の両面がきつね色の見た目になったら取り出し、油を切る。

    *一度に揚げるのは3個までにする。
    火加減は弱めの中火くらい。温度が上がりすぎないように注意する。温度計があるとよい。

  12. 完成!

揚げたてサクサクを食べるのがおすすめ!
冷めるとしっとりするので、その場合はトースターで少し焼くとサクサク感が復活しますよ。

初めてでも作れる!基本のカレーパン」の詳しいレシピページはこちら。

緩いカレーをフィリングにする方法

カレーパンのフィリング用に作られているカレーは、水分が少なく粘度があります。
それは、フィリングが緩いと包みにくく、発酵時や揚げる際に漏れ出る可能性があるから。

でも、自家製カレーや手軽なレトルトカレーを使ってカレーパンを作りたいときもありますよね。
そのまま包むには緩いカレーを使う場合は、手を加える必要があります。

自家製カレーやレトルトカレーを、簡単にちょうどよいかたさにする方法をお教えします。

材料(カレーパン8個分)

  • 自家製カレーやレトルトカレー…320g
  • 薄力粉…10g

作り方

  1. 鍋にカレーを入れ、薄力粉をふるい入れてよく混ぜる。
  2. 鍋を中火にかけ、フツフツしてきたら弱火で加熱。
    焦げないようにヘラでかき混ぜながら5分間程度煮詰める。
  3. 保存容器に移して冷ます。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして、出来上がり。

 
カレーフィリングのかたさは、粗熱が取れたときにつまようじを立てて倒れないくらいを目安にすると◎

おうちで揚げたて!サクサクのカレーパン作りに挑戦

カレーパンは、揚げたての温かいうちに食べるのが最高においしい!

お店では必ず揚げたてに出会えるとは限りません。
揚げたてを食べられるのは手作りの醍醐味です!

油で揚げる工程は難しく感じますが、ポイントを押さえれば失敗しませんよ。
ぜひ手作りしてみてください。

【おすすめの特集】カレーパンレシピカレーパンレシピの特集はこちら

date
2023/10/10
writer
aoi
category
パン作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。
aoi

パンやお菓子を作ることが子どもの頃から大好き。自宅にてパン教室を主宰。パン作りの楽しさを伝え、パンのある食卓を提案しています。

コメント

この記事にコメントを書く

コメント

ニックネーム

※ コメント反映までにお時間をいただきます。コラム内容に関係のないコメントや、個人的なご相談などは公開を控えさせていただく場合がございます。

おすすめのコラム

さつまいもパンのレシピ、甘煮とごまたっぷりの作り方

さつまいもとごまを使ったパンを作ろう!秋になると食べたくなるさつまいも。今回はさつまいもと相性抜群のごまを合わせてたっぷり使ったパンのレシピをご紹介します。さつまいもは甘煮にしてパン生地で包んで。ごまはパン生地にもトッピ...

冷やしメロンパンのレシピ【アイスにしても◎】

暑い日にぴったり!冷やして食べるメロンパン「冷やしメロンパン」って何だろう?という方もいらっしゃいますよね。今回ご紹介するのは、中にクリームを入れた、冷やして食べるメロンパンのレシピです。暑い日にも食べたくなる、スイーツ...

かわいいたけのこパンの作り方

春にぴったりのメロンパンいよいよ春到来ですね。今回は、春の訪れを感じる、たけのこモチーフのメロンパンを作ってみましょう♪パン生地、クッキー生地共に分割する際の計量は不要です。成形がしやすく、クッキー生地も割れにくい作り方...

イギリス食パンのレシピ・作り方

シンプルさが魅力のイギリス食パンイギリス食パン(またはイギリスパン)は、その名のとおりイギリスで生まれたパン。日本の食パンのもとになったともいわれていて、形はいわゆる山形の食パンです。イギリス食パンの魅力は、なんといって...

パン・ヴィエノワのレシピ・作り方

パン・ヴィエノワを作ろう美しいしま模様が印象的な「パン・ヴィエノワ」。パン作りを始めたら、一度は挑戦してみたい憧れのパンではないでしょうか。今回は、パン・ヴィエノワのレシピをご紹介します。パン・ヴィエノワとはパン・ヴィエ...

おすすめ PICK UP!

【人気!】基本のカレーパンのレシピ