バスケW杯空席問題 フィンランド戦は再販の当該席をファンが赤色に埋めつくす 空席は9割方なくなる

赤いユニホームで埋め尽くされた“空席問題”の席
 バスケットボール男子W杯1次リーグのフィンランド戦を前にシュート練習する渡辺(中央)
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 「バスケットボール男子・W杯・1次リーグ、日本代表-フィンランド代表」(27日、沖縄アリーナ)

 勝負の1次リーグ2戦目に臨む日本代表に今度こそホームの大声援が送られる。25日の初戦・ドイツ戦では、チケット完売としていたのにもかかわらず、選手ベンチ対面に空席が目立ち、ホーバス監督や渡辺雄太(サンズ)ら選手も疑問視。問題となったが、この日は当該席も観客で9割方が埋まった。

 同席は一般販売はされておらず、FIBAは26日に同問題について「該当席は複数の法人により購入された座席で、理由は不明ですが昨日開催された試合に来場されませんでした。現在この件について調査を行っており、以降の試合において同様の事案がなきよう、最善を尽くしてまいります」と、声明を発表。26日夜に予告なく再販が始まり、アクセスが集中。一時は待ち時間「1時間以上」と表示が出て、5000人以上が購入サイトに入れない状態となっていた。

 販売開始から、27日の日本-フィンランド戦(21時10分開始)までは24時間もなかったが、それでもアカツキジャパンの赤いユニホームを来たファンが席を埋め尽くし、試合開始前から会場が揺れるほどのエールを送った。トム・ホーバス監督は「チームのためにも、お客さんのためにもすごいうれしい」と追加販売を歓迎していた。

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