「VIVANT」音楽の千住明氏 反響は予想済み「それに負けないように」の作曲覚悟

 音楽家の千住明氏が5日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で、自身が手がけたTBS系日曜劇場「VIVANT」の音楽の製作秘話を語った。

 ナイツは「この2、3カ月はVIVANTの話しかしていない」といい、千住氏を前に歓喜の緊張。千住氏は「VIVANT」の反響について「大きかった」といい、「基本的に(反響の大きさは)予想はしていた。それに負けないように」曲の作成に臨んだといい「大河ドラマと似ている。今まで自分の世界でやってきたことを元にやってみせる。違う意味ですごい楽しい」と、1年続く大河ドラマ並のスケールだったと振り返った。

 「VIVANT」を手がけた福澤監督とは「(福澤氏が)3つ下、学校も同じ」だといい「影響されているものが凄く似ていて、分かっている」ことから、求めてくるものも分かりやすかったという。

 物語は、前半は「別班」を巡る緊迫感あふれる展開で、後半はベキと乃木、ノコルのファミリーの物語が中心となることから、音楽もかなり変わったといい「ファミリーストーリーになると温かさもあるが、厳しさ、悲しさも。(前半とは)全然違うものになる」とも語った。

 今回は歌がないインストルメンタルだったが「歌がない場合は僕たちは武者震いするというか、やっとやらせてもらえると…」とかなり気合が入るというが、「でも怖くてしょうがない。(曲が)かけるのは分かっているけど、どこで神様が笑ってくれるか分からない。出して出して出し尽くして、倒れて神様がある時光が射してくるみたいな…。それぐらいギリギリ」というほど追い詰められた状態だったとも告白した。

 その後、千住氏は手書きの楽譜をナイツに見せたり、電子ピアノで「VIVANT」の音楽を生演奏するなどし、ナイツも「ヤバイ」と終始興奮していた。

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