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女性に多い腰痛の原因と自宅で簡単にできる対策方法を紹介!


起床時や長時間の座り作業時など、さまざまなシーンで現れる腰痛は、ホルモンバランスや姿勢のゆがみ、運動不足などがおもな原因と考えられます。

腰痛が続くと日常生活に支障をきたすだけでなく、ストレスなど精神面にも大きな影響をおよぼしかねません。

本記事では、女性に多い腰痛の原因5つと、年代別に起こりやすい腰痛の特徴を解説します。自宅でできる簡単なストレッチなど、実際に試していただける対処法も紹介しますので、腰痛にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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女性に多い腰痛の原因5つ


まずは、女性に多い腰痛の原因と解消・予防法について解説します。おもな原因として考えられるのは次の5つです。

1.姿勢の悪さや筋力不足

前提として、女性の体は、男性と比べて筋肉が付きにくくなっています。腰回りの筋力が不足すると腰椎に負担がかかり、腰痛を引き起こしやすくなります。

また、女性の場合は、ハイヒールを履いて背中を反らせる体勢になることも多いでしょう。無理な姿勢が続くと、腰や背中に不自然な力が加わり、腰椎や周辺の筋肉に負担がかかることがあります。

腰痛を予防するには、正しい姿勢を保ち、定期的な運動や筋力トレーニングを行なうよう心がけましょう。

2.生理によるホルモンバランスの乱れや体の不調

生理前後にはホルモンバランスが大きく変化するため、体の不調を感じる人も多いでしょう。

子宮の収縮を促すプロスタグランジンの分泌量が多い人では、強い腰痛が起きることもあります。

生理中の腰痛緩和には、下腹部や腰回りを温める、ストレッチや入浴で全身の血行を良くするなどの方法が有効です。

3.妊娠や出産による負担

妊娠中は子宮や胎児の重さにより、腰に負担がかかります。また、おなかが大きくなって重心が前に傾くうえ、腹筋の筋力が低下して反り腰になりやすいことも、腰痛の要因になります。

適切な運動やストレッチは腰痛の予防や緩和に効果的ですが、妊娠中の腰痛にお悩みの場合には、まずは専門医に相談しましょう。

4.デスクワークによる腰への負担

長時間のデスクワークでは、座り姿勢が長く続くことで筋肉が凝り固まり、疲労物質がたまりやすくなっています。

特に、デスクや椅子の高さや位置が合っていない、キーボードやマウスの位置が適切でないなどの理由で悪い姿勢が長く続くと、腰に大きな負担がかかります。

デスクワーク環境を適切に調整したうえで、長時間同じ姿勢で座り続けない、30分ごとに休憩をとるなどを意識して、定期的に姿勢をリセットするよう心がけましょう。

5.脊椎疾患や内臓疾患が潜んでいる

腰痛の原因には、筋肉や関節などの原因だけでなく、神経の問題や脊椎疾患、内臓疾患などの可能性も考えられます。

例えば、椎間板ヘルニアや腰椎すべり症などが腰痛の原因となるケースや、治らない腰痛の裏に脊椎腫瘍などの病気が隠れているケースもゼロではありません。

また、女性の場合では、子宮内膜症など婦人科系の病気でも腰痛が起こります。

【年代別】起こりやすい腰痛

年齢とともに、女性の体にはさまざまな変化が起きてきます。ここからは、年代別に起こりやすい腰痛の原因を、大きく3つに分けて解説します。

20~30代:生活習慣や過労

働き盛りの20~30代では、オフィスワークでの座りすぎや運動不足が腰痛のおもな原因に挙げられます。特に30代では育児にも時間を取られて、運動する機会がさらに減ってしまいがちです。

また、長時間のスマートフォンやパソコンの使用中には猫背や前かがみの姿勢になりがちで、腰に大きな負担がかかるため注意しましょう。

40~50代:更年期による女性ホルモンの低下

40~50代になると、女性ホルモンの急激な低下によって体の不調を覚えることが多くなります。腰痛は、更年期による代表的な症状の一つです。

また、腰痛の裏には、40代から増加する乳がんや子宮がんなどの病気が隠れている場合も否定できません。

さらに、40代以降では筋力も低下してくるため、筋肉や関節の衰えによる腰痛も増えてきます。仕事などで偏った姿勢を長年続けてきたことや、家事や育児の負担が腰痛となって表れることも多いようです。

60代以上:加齢による筋力の低下・ゆがみ

60代以上になると、加齢による老化現象としての腰痛が増えてきます。例えば、腰椎の変性によって慢性的な腰痛が生じる変形性腰椎症は、60代以上で多く発症する病気とされています。腰椎の変形が進行すると、腰部脊柱管狭窄症などに移行する可能性もあるため、腰痛を単なる老化現象として放置しないようにしましょう。

一方で、安静にし過ぎると筋力が低下したり、骨粗鬆症が悪化したりする恐れがあります。適切な治療を受けつつ、できるだけ自力で日常生活を送ったり、生活習慣の見直しを行なったりするよう心がけましょう。

【自宅でできる】腰痛を和らげる方法


腰痛の症状がひどくない場合、自分でもある程度は痛みを和らげることができます。ここでは、自宅で簡単にできる3つの方法をご紹介します。

1.ツボを押す

体には腰痛改善に効果的なツボがあります。ここでは、「腰腿点(ようたいてん)」「委中(いちゅう)」「太衝(たいしょう)」という3つのツボを紹介しますので、覚えておきましょう。

腰腿点は手の甲に2ヶ所あるツボです。人差し指と中指の間と、中指と薬指の間に位置しているので、反対側の手の親指で強めに押してみましょう。委中は膝裏の中央にあるツボで、両手の中指を使うと効果的に押せます。太衝は足の甲の親指と人差し指の間にあるツボで、親指で強めに押したり、専用の棒などを使って部分的に押したりすると効果的です。

2.ストレッチを行なう

ストレッチを行なって凝り固まった筋肉をほぐすことで、血行を促進したり柔軟性を改善したりできます。

腰痛対策には、「腸腰筋のストレッチ」「腰方形筋のストレッチ」「脊柱起立筋のストレッチ」などが効果的です。脊柱起立筋のストレッチは椅子に座った状態で行なえるため、デスクワーク中にも取り入れてみましょう。

ストレッチをする際には、体に負担をかけない適度な強さで行なうこと、定期的に続けることを心がけてください。

3.市販の湿布薬や消炎剤を使用する

腰痛が出た場合には、湿布など外用の鎮痛消炎剤を使うことも有効です。炎症や痛みを抑える成分としては、一般的に「ロキソプロフェン」「ジクロフェナク」「フェルビナク」「インドメタシン」などが知られています。

使用方法を守り、刺激が強いと感じたときには使用を控えましょう。

短期間で痛みが改善しない場合や、鎮痛消炎剤を使用しても痛みが悪化していく場合には、病院の受診をおすすめします。

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まとめ

女性の腰痛の原因には、姿勢の悪さや筋力不足のほか、生理や出産による不調や家事・育児の負担なども挙げられます。さらに、長時間のデスクワークが腰痛の原因となることもあります。

定期的なストレッチなどで、できるだけ予防に努めましょう。痛みが出てしまった場合、市販の鎮痛消炎剤の使用も有効です。

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