秋葉原で原由実さんのファンサービスが全開!

 2015年6月14日(日)、東京・秋葉原にて原由実さんの6thシングル『improvisation』の発売記念イベントが、とらのあな秋葉原店CとAKIHABARAゲーマーズ本店の2ヵ所で行われた。その模様をリポートする。

ファンとのコミュニケーションに大満足――とらのあな秋葉原店C

ファンとの交流に大満足――原由実さん『improvisation』秋葉原イベントをリポート_05

 とらのあな秋葉原店Cでは、ポストカードのお渡し会を実施。原さんの直筆メッセージが入った、3枚だけの“当たり”ポストカードのほか、さらに原さんがファンのために作った“手作りお土産”として、『improvisation』のミュージックビデオ内で原さんがライトペインティングを行っているシーンをイメージしたイラストカードが用意されるなど、ファンにはうれしいサービス満点。原さんからは「いつかこれがごみに変わっている日が来るかもしれませんが、すぐには捨てないでね」と若干自虐混じりのコメントが飛び出すひと幕もあったが、ファンは大切に保管していると信じたいところだ。

 お渡し会では、原さんと直接会話ができる機会ということで、ファンから原さんにさまざまな言葉が贈られた。イベントの前日に配信が開始された原さんがパーソナリティーを務めるWebラジオ『原由実の◯◯ラジオ』にゲストとして原さんが愛してやまないという声優の村川梨衣さんが出演していたことが影響したのか、村川さんのモノマネで原さんを楽しませるファンや、ライブを開催して欲しいといった要望、6thシングル『improvisation』の感想を直接原さんに伝える方など、それぞれの想いを原さんにぶつけ、原さんとのひとときの時間を楽しんでいる様子だった。

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▲テーブルの上に置かれたカップを紹介しながら、「コーヒーっぽく見えるけど水が入っています!」と、丁寧に説明する原さん。
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▲原さんお手製のお土産。イベント開始前に切り分けていた。
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特殊な構成のイベントにチャレンジ

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 AKIHABARAゲーマーズ本店でのイベントでは、トーク&ライブを開催。“各イベントで、それぞれ違うことをすることで、ファンの皆さんに毎回新鮮な気持ちで楽しんでもらいたい”という原さんは、開演前にスタッフと打ち合わせをしたとのこと。その打ち合わせの結果、今回のイベントは急遽予定を変更して過去のトーク&ライブにはなかった変則的な構成を試してみることに。その内容とは、ライブでは『improvisation』を披露し、トークコーナーでは、ファンからの質問コーナーを行うというもの。さらにそれだけではなく、巻き目でステージ上でのイベントを終了して、ファンをお見送りするとともに、原さんから前述のイラストカードを、音楽プロデューサーの濱田智之氏からブロマイドを手渡しするというものだった。

 まずはライブパートから。『improvisation』で会場のファンをアツく盛り上げた原さん。しかし、途中で水がないことに気づくと間奏中に控え室へ水を取りに行くという原さんらしい一面を見せ、会場のファンを楽しませる。トークでは『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のオープニング曲『BANG! BANG!』の話題に。同曲のタイトル名を言うたびに、会場から笑いが。これに原さんが出演しているラジオ番組に由来するものなのだが、原さんから「最近ITに詳しくて、よくBANG! BANG!」と言っているという説明が行われ、さらに大きな笑いにつなげた。また、同曲は3曲ほどの楽曲から原さんが『はらまる』の現場でスタッフとともに曲を聴いて選んだ楽曲とのこと。「ノリのいい曲なので、皆さんが楽しめると思います。自分ではない感じに聴こえるので、(原由実の)新境地かもしれないと思っています」と語った。

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 また、会場を訪れたファンからの質問コーナーでは、『キミとの未来』のタイトルは作詞家さんが決定したなどの裏話が語られる。そのほか、“ゲーマーズポイントで交換できるブロマイド撮影時のおもしろエピソードは?”という質問に、外で撮影している帽子を被った写真は、まわりに虫がいたため虫と格闘しながら撮影したという話題で会場の笑いを誘い、“ゲーマーズで行われているポイントキャンペーンの感想は?”という問いには、「これが(原さんの好きな)hydeさんだったらすごくうれしいので、とてもいいキャンペーンだと思います」と回答。“原さん的にAKIHABARAゲーマーズさんはどんな会場?”という質問には、「いつも控室に私の似顔絵のイラストカードを用意してくださっているので、温かく迎えてもらえているなと感じています。ファンの皆さんとの距離も近いのがいいですよね。何度もこの会場でイベントを行わせていただいている素敵な場所です」と答える。

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▲ゲーマーズにて、ポイント交換キャンペーンを実施中。
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▲この日の髪型や衣装のポイントは、とらのあな秋葉原店Cではハーフアップだった髪型を、全部まとめるように変えてみたとのこと。また、暑くなってきたということで、ホットパンツと合わせてみようと考えて、衣装を構成したと語った原さん。ファンからの反応もよく、満足している様子だった。
▲からあげはレモンをかけない派、苦手な食べ物はしいたけ、夏バテ対策は「水を飲むこと!」など、原さんのパーソナルな部分も聞くことができた質問コーナー。原さん自身、ファンとのコミュニケーションをとても楽しんでいるので、ぜひ今後イベントに参加する人は質問したいことなどを考えて参加すると、よりイベントを楽しめるかも。

 そのほか、1日に2回イベントがあるときは1回目のイベントでテンションが上ってしまい、2回目のイベントの際にテンションに酔ってしまう“ほろ酔い状態”になるため、ふわふわとしたネタを挟んでしまいがちになるという話や、実家に帰ると姪っ子たちに会いに行くことが多いという原さんがビデオ通話などで姪っ子に「おばちゃんにちゅーして」と言うと「嫌ー」と言われるため、「グミを上げる」というひと言で姪っ子の気持ちを釣っていることを明かした。なお、3歳ぐらいの姪っ子にグミを上げても懐いてこないというファンからの悩みに「グミの量は足りていますか?」という切り返しを見せるファンタジスタっぷりも発揮。『Crossover』のミュージックビデオで渋谷の交差点で撮影するという恥ずかしい思いをし、『improvisation』のミュージックビデオでは鎖で縛られるという恥ずかしい思いをした原さんに、「つぎはどんな恥ずかしい思いをするんですか?」という質問が飛ぶと、渋谷の交差点以上に恥ずかしいものはもうないのではないかとしながらも「水着ではないですが、いつも布面積の多い服を着ているので、ちょっと少なめの衣装とかを着ると恥ずかしいと思うかもしれないですね」と答えた。

 もちろん、楽曲に関する話題も。『improvisation』のミュージックビデオでお気に入りの場面を聞かれた原さんは、自分的に映りがいいと思う部分として、背景が白くてバストアップくらいで撮影されているシーンをチョイス。「その瞬間の顔の調子がよかった」という原さん。演出的に好きな場面はライトペインティングを行っているシーンとのこと。「『improvisation』以外の2曲はどんなイメージで歌っている?」という問いには『キミとの未来』は『白衣性愛情依存症』の収録を終えた直後にレコーディングを行ったためシナリオを思い返しながら歌い、『「好き。」と言われるまでの5分間』は、昔読んだ少女マンガの恋物語などを思い描いたと語る。また、「過去の曲すべて含めて、表題曲以外でミュージックビデオを作るなら、どの曲?」という質問に『風のオーケストラ』を風のたなびく草原のような場所で撮影したいと答えるも、虫との格闘になるという指摘を受ける場面も。

 ファンからの質問コーナーの後は、『improvisation』のサイン入りポスターと、『「好き。」と言われるまでの5分間』のレコーディング時に使用した歌詞カードがプレゼントされるジャンケンコーナーへ。この日は、原さんに負けた人のみが残れる、負け残りシステムでプレゼント当選者が決まった。なお、『「好き。」と言われるまでの5分間』の歌詞カードには当選者の名前をその場で原さんが書き込むなど、原さんのインストアイベントではおなじみのサービスも。そして、最後は原さんと濱田氏が会場の出口でブロマイドと原さんお手製のイラストカードのお土産を手渡しする特別コーナーも。濱田氏と直接話せるレアな機会ということで、ファンからもさまざまな要望や感想が濱田氏に伝えられたほか、原さんにはファンからの温かい言葉が贈られ、目に涙をにじませる場面もあった。

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▲プレゼントされたグッズの数々。
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▲ゲーマーズの店員さんによる、イラストカード。
▲開演前。燃え尽きた様子の濱田氏を激写!

■原由実さん6thシングル『improvisation』
発売日:2015年5月27日発売
価格:【DVD付盤】2484円[税込]/【通常盤】1836円[税込]
01. improvisation
02. キミとの未来
03. 「好き。」と言われるまでの5分間
04. improvisation- off vocal -
05. キミとの未来- off vocal -
06. 「好き。」と言われるまでの5分間- off vocal -
※DVD付盤のDVDには、表題曲のミュージックビデオと、メイキング映像を収録。