2024年1月23日（火）、今年度をもって本学を退職される情報学部・田中克己教授の最終講義が行われました。

司会の地域経営学部・山田篤教授（本学教務委員長）から田中教授の経歴や研究テーマに関する紹介があった後、田中教授が登壇し、本学在籍中に担当したデータサイエンスに関する講義科目（「IT実習Ⅰ」「オープンデータ技術」「地理情報システム」）の振り返りを行いました。

その後、田中教授が研究代表を務める研究プロジェクト「機械学習による情報の意味獲得と意味類似情報の検索・生成」の紹介がありました。本プロジェクトの一環として、研究メンバーである田中教授のゼミ生は、俳句・短歌・キャッチコピーなどの短文テキストの意味分析・自動生成に関する研究、建物・道路・河川などの「地物」が持つ意味の分散表現法に関する研究、画像・映像が持つ意味の分析・自動獲得に関する研究に取り組んでおり、それぞれの研究内容について田中教授から解説がありました。

講義には、本科目の受講生を含む学生や教職員が多数参加し、田中教授による講義を熱心に聴講する姿が見られました。最後にはゼミ生から田中教授に花束と記念品が贈られ、最終講義を終了しました。