家の中からゴミムシが出てきて繁殖していた事があります。とても小さいので、いつの間にか侵入している事が多いです。また、ゴミムシがエアコンの中から出てきたら、棲み着いているかもしれません。今回はゴミムシはどこから出るのか、生態と一緒に説明します。
ゴミムシとは
ゴミムシとは、甲虫目(鞘翅目)・オサムシ科に属する昆虫の総称です。このくくりのなかでゴミムシとオサムシに大別されますが、ゴミムシはオサムシに比べて全体的に小型です。なかにはオサムシモドキというゴミムシがいたり、ゴミムシダマシという別分類の甲虫がいたり、非常に複雑に分類しています。
名前は人間が捨てたゴミを食べるから、と言う訳ではなく、ゴミを食べに来る他の虫を捕食することに由来する。地面を素早く歩く姿から「歩行虫」などとも呼ばれます。
生態
ゴミムシは夜行性です。また、小さな虫やミミズ、カタツムリなどを餌にする肉食です。ただ、中には昼間に活動する種類や野菜なども食べる時もあります。
日本では、北海道・本州・四国・九州などの平地から山地まで幅広く分布し、湿った環境を好んで生息しています。種類によりますが、住宅地でも比較的見かける甲虫です。しかしなかには、海岸の乾いた環境に生息する種や、地下の環境に適応した眼が退化した種などもあります。
特徴
種によって体長や体色、体の形も様々ですが、大きさは5〜20mmです。ほとんどが黒っぽい体色です。歩行虫という別名の通り地上を歩いて移動しますが、5mm以下の小型の種は飛躍力にも優れいます。
活動時期
種によって、春に繁殖するものと秋に繁殖するものがあります。春先に繁殖したゴミムシは卵から幼虫期間を経て夏に成虫となり、成虫として越冬する。秋に繁殖したゴミムシは幼虫のまま越冬し、翌年の初夏に成虫になります。
ゴミムシは家のどこから侵入してくるの?
ゴミムシが人の家に侵入しようとすれば、恐らくは簡単に侵入できるでしょう。ゴミムシの侵入を阻止することは難しく、簡単に侵入するでしょう。
しかし、侵入経路を知っておくと入ってくる数を減らすことはできるはず。侵入経路をよく知り、対策を打ちましょう。
人の出入りの時に侵入
家に入る時は必ず玄関を開け閉めします。また、出かける時も同じだと思います。人が出入りする限りゴミムシの侵入を完全に抑えることはできません。
対策としては、家の出入り口に忌避剤を撒くと言った事があります。ずっと撒くと言ったことはあまりおすすめしませんが、家への侵入を防ぐには一番良いでしょう。
家にも隙間がある時
人間の入る隙間はなくとも、ゴミムシなら侵入してしまう小さな隙間がある時は対策をする。
すべての侵入経路を潰すのは大変ですが、「怪しい」と思った場所は埋めるなどの対策をします。
ただし、現実的にはすべての隙間を埋めるのは難しいので、なるべくゴミムシが好まない環境(家の掃除や虫が来ないグッズを設置する)を作っておきます。
ゴミムシが棲みついて繁殖している
部屋の中にゴミムシが既に侵入して繁殖している場合、ただ侵入しているだけでなく、繁殖したりしていることを考えると良いです。どんなに戸締りをしていてもゴミムシは侵入してきます。
この様な時はバルサンなどの駆除剤を買ってくる、害虫駆除のプロに依頼すると言ったことをおすすめします。
エアコンの室外機からの侵入
エアコンの室外機からホースの隙間を伝って入ってくる事もあります。エアコンの室外機を置く外の環境にもよりますが、ゴミムシがエアコンの中に居ると言う話はよくある事です。
また、ゴキブリがエアコンの中に卵を産んでいることもあるので、定期的にエアコンは室外機も含め掃除をしましょう。
ベランダからの侵入
ベランダがある時、ゴミムシが発生しやすい環境です。ベランダにゴミムシを引き寄せる植物や匂いのする食べ物やゴミを設置していると、ベランダから発生して侵入する可能性があります。
また、庭がある場合は要注意です。庭があると害虫を多く呼んでしまい、結果としてゴミムシも呼んでしまいます。除草剤を撒くといった対策も必要です。
ゴミムシがエアコンから出てきたら
ゴミムシがエアコンから出てきたら、エアコンの中には害虫が棲みついている可能性があります。エアコンに直接殺虫剤を吹きかけると、エアコンが故障する可能性があります。手遅れになる前に一度業者などの害虫駆除のプロに頼むと良いです。
福島化学松山株式会社へ是非お問い合わせください
ゴミムシが家のどこからか侵入してきたら、まずは忌避剤や網戸用の虫よけスプレー、殺虫剤といった虫対策が必要です。もし部屋の中で繁殖しているなら、バルサンのような駆除剤もおすすめします。
ゴミムシがエアコンからずっと出てくる。
もしかしたら部屋のどこかで繁殖しているかも。
その様なお悩みをお抱えの方は、害虫駆除のプロ、福島化学松山株式会社へお問い合わせください。