ボルシア・メンヒェングラットバッハのジェラルド・セオアネ監督は日本代表DF板倉滉を今後どのポジションで起用するのだろうか。ドイツ誌『キッカー』が分析している。
昨夏にボルシアMGに加入した板倉はダニエル・ファルケ前監督の下でセンターバックとしてすぐさまレギュラーに定着し、負傷や出場停止がない限り同ポジションでプレー。一方で、今夏に就任したセオアヌ新監督の下ではプレシーズンのテストマッチからMFユリアン・ヴァイグルとボランチコンビを組み、7-0で大勝した11日のDFBポカール1回戦での5部ベルゼンブリュック戦も中盤でスタートした。
そんな板倉の起用法に注目する『キッカー』だが、カップ戦では板倉は前半のみで交代され、後半はプレシーズン中の負傷から復帰したMFフロリアン・ノイハウスが中盤に入ったことを指摘。「ノイハウスかイタクラか。その質問をアウクスブルク戦に向けて答えなければならない」としつつ、今後はより攻撃的なノイハウスがヴァイグルの隣に置かれる可能性が高いと予想した。
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記者は続けて「守備力に長けるイタクラは守備ラインの前の位置で安定感を加える要素になり得るものの、こうすれば(ノイハウスを起用した場合)、マクシミリアン・ヴ―バーと並んで再び守備の中央での配置が可能となる」と述べ、板倉はやはりCBポジションに復帰する見通しと言及。またMFマヌ・コネやクリストフ・クラマーはそれぞれ離脱中であることに触れ、板倉の中盤起用は一時的なものとの見方を示唆した。