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2023.04.25

暑中見舞いとお中元は何が違う?3つの違いとマナーを解説

夏に贈る「暑中見舞い」と「お中元」。
どちらも、日頃お世話になっている方へ感謝を伝えたり、健康を気遣う目的で、夏に贈り物をする風習のことです。
とても似た二つの風習ですが、それぞれ違いがあるのをご存じでしょうか。

今回は、意外と知らない「暑中見舞い」と「お中元」の違い、そしてそれぞれのマナーを解説!
暑中見舞いやお中元などの「夏の贈り物」におすすめしたいお菓子ギフトも紹介させていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。

暑中見舞いとお中元の違いは主に3つ

暑中見舞いとお中元の違いは、大きく分けて「贈るもの」「できた起源」「贈る時期」の3つあります。

1)贈るものの違い

一般的に「暑中見舞い」がハガキや手紙といった挨拶状を贈るのに対し、「お中元」はお菓子や飲み物などの品物を贈ることが多いです。

暑中見舞いが挨拶状という形なのは、暑い夏におけるお相手の健康を気遣うことが目的。
一方でお中元が品物という形なのは、お世話になった方への感謝を伝えることが目的。
目的が違うので、贈るものも異なるんですね。

しかし、暑中見舞いという名目で品物を贈ることもありますので注意しましょう。

2)語源の違い

まず「お中元」の起源は、中国の道教と仏教の風習からきています。
道教の「三元」(=1年を上元(旧暦1月15日)・中元(旧暦7月15日)・下元(旧暦10月15日)の3つに分ける考え/中元は神に供物を捧げる日)と、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」(=祖先の霊を供養する日)が合体し、旧暦7月15日は祖先崇拝の行事を行う日となりました。

これが日本でお盆の行事となり、祖先の霊を祀って、仏に物を供え、祖先との共食を意味して食材を贈り合う習わしが定着していきます。
江戸時代になると、商人が中元の時期にお得意様に手ぬぐい等の粗品を贈るようになり、庶民の間でも盛んにやり取りが行われるようになりました。

元々宗教的な意味が強かった風習ですが、商人の配り物の時期とも重なったことで、次第に一般の人々の間での贈答文化として形を変えていくこととなりました。

一方「暑中見舞い」は、日本で昔から行われてきたお盆の風習が由来。
お盆の帰省の際に持参したお供え物をご先祖様へ捧げる江戸時代の風習が、いつしか、普段会えない方やお世話になった方へ贈り物をして挨拶まわりをする、という形に変化していきました。

明治時代に郵便制度が発達したことで風習が簡素化し、今のハガキのみを送る形に落ち着いたそうです。

3)贈る時期の違い

「お中元」を出す時期は、地域によって異なります。
東日本では新暦に合わせ7月1日~7月15日、西日本では旧暦に合わせ8月1日~8月15日頃に贈るべきとされています。
しかし最近では、地域に関係なく7月中旬頃までに贈るのが良いとも言われています。

「暑中見舞い」を出す時期は、地域に関係なく、小暑(毎年7月7日頃)~立秋(毎年8月7日頃)の間。
立秋以降は「残暑見舞い」となり、ハガキの挨拶文や後付けの文言が変わりますので注意しましょう。

また、先に述べた通り、暑中見舞いという名目で品物を贈っても大丈夫なので、お中元に贈りそびれたギフトを暑中見舞いという形で贈ることもあります。

暑中見舞いとお中元のマナー

暑中見舞いとお中元には贈る際に気を付けたいマナーがいくつか存在します。
お相手に失礼のないよう、しっかり確認してから贈るのが良いでしょう。

お返しは贈るべき?

暑中見舞いや残暑見舞いは、基本相手と交換するもの。
暑中見舞いをいただいた場合は、自分からも送るようにしましょう。
お返事を送る際は、残暑見舞いの時期になっていないかを確認してから送るようにしてくださいね。

対してお中元は、お世話になった方へ贈る感謝の気持ちであるため、お返しは特に不要です。
その代わり、電話やお礼状で、到着のご報告と品物のお礼をお伝えするようにしましょう。
お礼状と暑中見舞い・残暑見舞いを兼ねて出しても大丈夫なので、まだ暑中見舞いを出していないという方は合わせて贈ると良いでしょう。

また、「お返しを贈るのはマナー違反!」というわけではないため、貰いっぱなしが心苦しいという方は、お礼の品を贈っても大丈夫。
お礼の品は、「貰ったものの半分程度の金額」で選ぶのがベストです。

熨斗は何を使えば良い?

特にお中元として品物を贈る際は、「熨斗紙」もつけて贈るのがマナーです。
熨斗紙は、右上に熨斗があり、紅白蝶結びの水引が描かれたものを選びましょう。
表書き(上書き)は、「暑中御見舞/暑中御伺」「残暑御見舞い」「お中元/御中元」とします。

喪中の方にも贈って良い?

日本には、「喪中の期間はお祝い事を避ける」という風習があり、喪中の方は年賀状等を出さないのが一般的です。
しかし暑中見舞いやお中元はお祝い事の贈り物ではないため、贈っても受け取っても問題ありません。

ただ、四十九日が過ぎるまでの忌中の時期は、ご家族の気持ちの整理を優先して、贈り物は避けるのが良いでしょう。

喪中の方に暑中見舞いを出す際は、文中にお悔やみの文章を書いたり、ハガキの絵柄を派手にしすぎない等の配慮をもって用意しましょう。
お中元を贈る際は、通常使われる紅白蝶結びの熨斗紙は避け、白無地の熨斗紙を選ぶようにしてください。

両方贈るべき?

暑中見舞いとお中元はどっちも用意するべきなのか、片方だけにするべきなのか、悩む方も多いと思います。

結論は、「どちらでも大丈夫」。

本来であれば、それぞれ贈る意味が違うためどちらも贈るべきところですが、立て続けに暑中見舞いとお中元を贈ることでお相手の負担となってしまう場合もあるため、その場合はどちらか一方のみを贈るのがおすすめです。
逆にどちらも贈る際は、受け取る側の負担を考慮し、お中元に暑中見舞いを添える形で同時に贈ってしまっても問題ありません。

暑中見舞いやお中元におすすめ!夏のお菓子ギフト

暑中見舞いやお中元として、お菓子のギフトを贈るのはいかがですか?
暑い夏にも美味しく食べられる涼やかなお菓子がおすすめです。

北海道のお菓子屋・もりもとでは、暑い夏に食べたいおすすめのお菓子を種類豊富にご用意しております。
ぜひ夏の贈り物としてご検討ください。

さらりと食べられる「流れるくちどけ 水涼(みすず)」

暑い夏にさらりと食べられるお菓子といえば、水ようかんですね。
「流れるくちどけ 水涼」は、名水百選に選ばれたナイベツ川湧水が流れる千歳の水でたっぷり時間をかけて練った餡を使用しています。

和菓子職人のこだわりから生まれたその味わいは、あっさりながらも豊かな風味を持ち、口に入れた瞬間からわかるみずみずしさと、さらりと流れるようなくちどけが特徴です。
夏季限定で販売しており、北海道十勝産小豆を使用した「あずき」と、北海道産大手亡豆を使用した「抹茶」の2種類の味がございます。

他にはない、驚くようなくちどけの水ようかんを、ぜひ贈り物にお選びくださいませ。

見た目も華やか「太陽いっぱいのゼリーシリーズ」

暑い夏には、さっぱり食べられるゼリーがおすすめ!
もりもとでは、北海道仁木町産トマトを始めとした4種類の果実のゼリーをご用意しています。

北海道の太陽を浴びて育ったこだわりの果実と、名水百選にも選ばれたナイベツ川湧水が流れる千歳のおいしい水で作ったゼリーは、まるで果実のようにジューシーな味わい。

見た目も華やかなゼリーは、夏の贈り物として非常に人気の高い一品です。

冷やして美味しい「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」

昭和53年の誕生から愛され続ける、もりもとのロングセラー菓子。

希少な北海道の特産果実「ハスカップ」を使用した甘酸っぱいジャムを、まろやかなバタークリームと薄焼きクッキーでサンドし、まわりをやさしい甘さのチョコレートでふちどりました。

冷蔵庫でしっかりと冷やすとチョコレートがパリパリに!爽やかなハスカップの酸味は暑い夏にもピッタリです♪

溶ける心配なし「もりもとクッキー」

夏の暑さでお菓子が溶けてしまわないか、心配な方も多いのではないでしょうか。

クッキーやサブレなどの焼き菓子系はその心配がなく、種類も多いため、何を送るかお悩みの方におすすめです。
常温保存可能で日持ちが長いのも嬉しいですよね。

厳選素材をたっぷり使い、シンプルに焼き上げた「もりもとクッキー」を、暑中見舞いの贈り物としていかがですか。

お世話になったあの人へ暑中見舞い・お中元を贈ろう

夏に贈る「暑中見舞い」と「お中元」。
似通ったこの2つですが、贈るものや語源、贈る時期に違いがあります。
それぞれの違いとマナーをしっかり学び、お相手に失礼のないよう注意しましょう。

また、一般的にハガキや手紙を贈ることの多い暑中見舞いですが、お中元同様、品物を贈っても大丈夫です。
暑中見舞いやお中元には、涼やかなお菓子ギフトがおすすめ!
北海道のお菓子屋・もりもとでは様々なお菓子をご用意していますので、ぜひ今年の夏の贈り物としてご利用くださいませ。

※上記掲載情報は、2023年5月25日(木)時点のものとなります。
価格や商品名などの掲載情報は変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。