靴の履き口にはストレッチ性の高いネオプレーン素材を使用している。こうすることで紐をほどかなくても、簡単に脱ぎ履きできるようにした。
アッパーの合成皮革は伸縮性があるので、通常のビジネスシューズより足にフィットしやすいという利点がある。また、伸縮性のおかげでかかとを踏んでも割れにくいようになっている。月足氏によると、靴のコンセプトに合致するような伸びる素材を探すのに時間がかかったという。
靴の伸縮性は商品の売りやすさにもつながっている。通常の靴だと、1種類で8サイズ程度を用意しないといけない。しかし、ラクすぎビジネスシューズは想定のサイズより大きい足の人が履いてもフィットしやすいといった特徴があるので、3サイズだけの展開でも幅広い客層に対応できる。超大型店と違い、棚に陳列可能な商品の数に限りがあるドンキに合った商品ともいえる。
ラクすぎビジネスシューズは、いわゆるスニーカー底となっている。そのため、商品名を考える段階では案として「革靴に見えるスニーカー」も挙がったという。
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