NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第3話が5日、放送され、「語り」を務めているさだまさしの正体が判明し、SNSに視聴者からさまざまな反響が寄せられた。
ドラマは第1週「お母ちゃんとわたし」(第1~5話)が放送されており、1994年、原因不明の発熱が続く舞の病状に心身疲れ果てた母、めぐみ(永作博美)が、夫、浩太(高橋克典)の提案で、舞を連れて故郷・長崎の五島列島でしばらく過ごすことを決めた。この日、めぐみが15年ぶりに五島へ帰郷。フェリーに乗って海を渡る舞とめぐみの姿や空撮による島々の映像に重ねて、さだが「美しい海や複雑な入り江、古い教会の数々」などと説明し、「見えますかー?これが私です。五島名物、ばらもん凧」と自己紹介した。
ドラマの公式ツイッターは放送後、さだがばらもん凧を手にした写真を投稿。「これから舞ちゃんの成長を見守るのは、五島名物『ばらもん凧(だこ)』。ばらもんとは五島のことばで『元気もの』という意味だそうです」と説明し、「声の主は、長崎県出身のさだまさしさんです!」と伝えた。
“声の主”が凧だったことに視聴者が反応。SNSには、「さだまさし、まさかの凧だった!」「えっ?ばらもん凧がナレーション??」「バラモン凧の役かーい!!」「【速報】さだまさし、凧だった!!!」といった驚きの声がズラリ。また、「そういやさだまさしは長崎だったね」「長崎出身だからさだまさしがナレーターなのか」「やったぜ、長崎」といったコメントも相次いだ。
語りが人間でなかったことについて、「牡蠣のおばあちゃんに継ぐびっくりぽんなバラモン凧ナレw」「吉行和子=ぬか床(ごちそうさん) 竹下景子=牡蠣(おかえりモネ) さだまさし=ばらもん凧(舞いあがれ!)⟵NEW!」「おかえりモネでナレーション=おばあちゃん=牡蠣で衝撃だったのを思い出した なので、免疫はできている」とコメントする朝ドラファンもいた。
さだは2021年度後期の朝ドラ「カムカムエブリバディ」で重要な役割を果たす「カムカム英語」の講師、平川唯一役を熱演。お茶の間の涙を誘った。SNSには「さだまさしさん、『カムカム』に次いで、大阪制作二連続登板」「最高だったよな、カムカム…もしかして舞いあがれも最高のフラグたってる?」「最終盤にこっちでも顔出ししそう」など、今後の展開やさだの役者としての出演に期待する視聴者もいた。