ネットで「マルハラ」という新しいハラスメントが注目を集めている。産経ニュースで配信された記事などがキッカケとなり、7日、X(旧ツイッター)では、「マルハラスメント」「文末の句点」などのワードがトレンドに入り、マルハラに対するさまざまな意見や感想が寄せられた。
LINEなどのSNSで中高年から送信される「承知しました。」など、文末に句点がつくことに対して若者が恐怖心を抱くマルハラ。産経ニュースによると、若者は文末にある句点を威圧的に感じ、「(相手が)怒っているのではないか」と解釈してしまう傾向にあるという。記事では、こうした感じ方の差について、SNS利用に対する認識の違いが影響していると指摘。「承知しました。」「はい。」など、文末に「。」がつく表現に対し、淡々として怒っていると感じる若者が一定数いると説明している。
マルハラを初めて知ったという人は多く、SNSには「マルハラスメントという概念初めて知った」「どんどん新しいハラスメントを生み出すけど、マルハラスメントを聞いた時にはびっくりした。本や雑誌、記事なんでもマルはあるよ!」などの声。一方、「確かにSNS文明で句読点って使わんもんな」「絵文字の文面に慣れ切ってると、句読点のみの文面が淡々とし過ぎて感情がなくて怖いってのは分かる」と理解を示すネットユーザーや、「国語の教科書には句点だらけよ?」「普通に活字読む習慣ついてたら句読点に対してマルハラとか言わんはず」「教科書や本が怒り狂ってるように見えるんかな?w」とツッコむ人もいた。
また、「。」の代わりに「!」や絵文字をつけるとよいというアドバイスがあることに対して「マルハラスメントは言われたことないけど、若者に怖がられないように顔文字つけてたらいつのまにそれがおばさん構文と言われるようになってたんですよ」「絵文字使えばおじさん構文おばさん構文、句点付けたらマルハラスメント」と訴えるネットユーザーもみられた。