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2021.12.24

【全国】渓谷・峡谷おすすめ22選!黒部峡谷・清津峡など絶景を望む有名スポットも

全国のおすすめ渓谷・峡谷とそれぞれの見どころをまとめて紹介!有名な等々力渓谷や養老渓谷、黒部峡谷に清津峡をはじめ、自然が作る絶景スポットがたくさんあります。

新緑や紅葉など季節ごとの見どころや、散策を楽しめる遊歩道情報もあるので、ぜひチェックしてみてください。

※この記事は2021年12月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

渓谷・峡谷とは?

渓谷や峡谷とは、山と山の間に川が流れている「谷」のことで、一般的には幅と深さによって使い分けられます。

明確な数値基準はありませんが、渓谷は谷間の幅が広い場所、峡谷は幅が狭い場所を指すことが多いです。

(画像提供:世田谷区 政策経営部 広報広聴課)
(画像提供:世田谷区 政策経営部 広報広聴課)

渓谷は平たんな場所が続く傾向にあるので、清流を間近に感じられるのが魅力。その土地その土地の木々を眺めながら、のんびりと散策をするのもいいですね。

(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)
(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)

一方、峡谷は川の両側に切り立つ山の壮大な景観を楽しむことができます。別名「V字谷」と呼ばれるように、長い年月の中で形作られた大自然の造形美を写真に収めるのもおすすめです。

それではここから、全国の渓谷・峡谷を一つずつ見ていきましょう!

恵庭渓谷【北海道】

個性豊かな3つの滝を巡る渓谷散策を!

(画像提供:恵庭市 経済部 花と緑・観光課)
(画像提供:恵庭市 経済部 花と緑・観光課)

漁川(いざりがわ)の支流・ラルマナイ川の浸食によって生まれた恵庭渓谷。白扇の滝・ラルマナイの滝・三段の滝と異なる表情を見せる3つの滝をめぐるのがおすすめです!

滝の中でも一番見ておきたい「白扇の滝」は、長さ15m、幅18m。3つの滝の中で最も大きく、白い扇を思わせる優美な姿が印象的で、散策路の一番奥まで進むと見られます。

「ラルマナイの滝」は、川底を這うように流れる姿が見どころ!「三段の滝」は、水が三段になって恵庭渓谷を割るように流れ落ちます。

特におすすめの季節は、紅葉と滝のコントラストを楽しめる秋。色づく樹々と真っ白な滝が織りなす景色は自然の芸術作品とも言えますね♪

※お手洗いは冬季期間閉鎖(例年11月4日~翌4月28日)となります。

(画像提供:恵庭市 経済部 花と緑・観光課)
(画像提供:恵庭市 経済部 花と緑・観光課)
■恵庭渓谷
[住所]北海道恵庭市盤尻
[アクセス]【車】道央自動車道恵庭ICより25分
[駐車場]あり(無料・30台※白扇の滝駐車場:14台・ラルマナイの滝駐車場:16台)
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鳴子峡【宮城県】

絶景スポット多数!特に10月下旬~11月上旬の紅葉の時期がおすすめ

(画像提供:鳴子温泉郷観光協会)
(画像提供:鳴子温泉郷観光協会)

大谷川によって削られた鳴子峡は、深さ100m、全長2.5kmの峡谷です。特に秋の時期、奇岩がそびえる断崖絶壁を覆うように色づく紅葉はため息もの!

鳴子峡にかかる大深沢橋と背後の山々からなるダイナミックな景色を見られる「鳴子峡見晴台」、紅葉の中を走り抜ける列車が見どころの「大深沢橋」、大深沢橋を見上げる「回顧橋」と、写真に収めたくなる絶景スポットも豊富です!

もっと自然を感じたい方には、長さ2.2kmの大深沢遊歩道がおすすめ。アップダウンが緩やかで整備されているから、紅葉狩りにもぴったりです。

※冬季は閉鎖されるので、事前に確認を。

(画像提供:鳴子温泉郷観光協会)
(画像提供:鳴子温泉郷観光協会)
■鳴子峡
[住所]宮城県大崎市鳴子温泉星沼13-5
[アクセス]【電車】陸羽東線鳴子温泉駅より徒歩70分(タクシー10分) 【車】東北自動車道古川ICより60分
[駐車場]あり(秋のみ有料普通車500円・248台)
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抱返り渓谷【秋田県】

青い渓流と原生林の緑が美しい渓谷

(画像提供:秋田県仙北市役所 観光文化スポーツ部 観光課)
(画像提供:秋田県仙北市役所 観光文化スポーツ部 観光課)

田沢湖と玉川中流に続く「抱返り渓谷」は深さ20m~30m、全長10km。新緑と紅葉の名所として知られています。

遊歩道が整備されているから、両岸にそびえる奇岩、急流、大小の滝を気軽に見ることができます!

見どころは、“何度も振り返って見たくなるほど美しい滝姿”であることから名づけられた「回顧(みかえり)の滝」や、コバルトブルーの美しい川が流れる「青い渓流」。

紅葉が有名ですが、春と夏の新緑の美しさも見逃せません!雪解け水が落ちる滝と、緑と青のコントラストを楽しめます。

※冬季は閉鎖されるので、事前に確認を。

(画像提供:秋田県仙北市役所 観光文化スポーツ部 観光課)
(画像提供:秋田県仙北市役所 観光文化スポーツ部 観光課)
■抱返り渓谷
[住所]秋田県仙北市田沢湖卒田~角館広久内
[アクセス]【電車】JR田沢湖線角館駅よりタクシーで15分【車】秋田自動車道大曲ICより60分
[駐車場]あり(無料)
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猊鼻渓(げいびけい)【岩手県】

高さ100mの岩が連なる、日本百景に選ばれた景勝地

(画像提供:げいび観光センター)
(画像提供:げいび観光センター)

砂鉄川の浸食によって生まれた、高さ100mほどの奇岩絶壁が連なる猊鼻渓は舟下りで有名です。船頭が竿一本で運航する舟に乗りながら渓谷を眺められるので、大自然を間近で楽しみたい人におすすめ。

特に、舟下りの一番奥に現れる大岩「大猊鼻岩(だいげいびがん)」は必見!この岩にある突起部は、猊鼻渓の由来となった「獅子ヶ鼻」と呼ばれています。

おすすめの季節は、水墨画のような幻想的な雪景色をこたつ舟で堪能できる冬。冬を越えて春になると、断崖に藤野花が咲き、深緑に映える紫を楽しめます。

(画像提供:げいび観光センター)
(画像提供:げいび観光センター)
■猊鼻渓
[住所]岩手県一関市東山町長坂字町467
[アクセス]【電車】JR大船渡線猊鼻渓駅より徒歩5分 【車】東北自動車道一関ICより30分
[駐車場]あり(有料500円・50台)
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厳美渓(げんびけい)【岩手県】

絶景×美味しい団子!通年楽しめる渓谷

(画像提供:一関市観光協会)
(画像提供:一関市観光協会)

厳美渓は、栗駒山から流れる盤井川に削られ生まれた渓谷。全長は2kmほど、中央が丸く削られた岩々とエメラルドグリーンの渓流が特徴的です。

おすすめは、渓流の反対側にお店を構えるお店「郭公屋」です。名物のかっこう団子と一緒に絶景を堪能しましょう!お店まで張られたロープに吊るされた籠に代金を入れ、しばらく待つとお団子とお茶が入った籠が戻ってくるシステムもここならでは!
(空飛ぶかっこう団子の営業は例年3月中旬頃~11月末)

吊り橋からダイナミックな景色を楽しめる「ご覧場橋」もおすすめの絶景スポット!

桜、新緑、紅葉、雪景色、と春夏秋冬それぞれ異なる魅力を満喫できるから、何回も訪れたくなりますね♪

(画像提供:一関市観光協会)
(画像提供:一関市観光協会)
■厳美渓
[住所]岩手県一関市厳美町滝ノ上
[アクセス]【電車】東北新幹線・東北本線一ノ関駅より厳美渓行きバスで20分、厳美渓バス停下車後すぐ【車】東北自動車道一関ICより10分
[駐車場]あり(無料・約70台)
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等々力渓谷【東京都】

東京23区内唯一の渓谷!東京都は思えない自然を感じて

(画像提供:世田谷区 政策経営部 広報広聴課)
(画像提供:世田谷区)

世田谷区に位置する、東京23区唯一の渓谷です。深さ10m・全長1km、多摩川へと流れる谷沢川に沿って散策路が整備されており、東京とは思えない緑豊かな景色が広がります。

見どころは谷沢川の下流部、等々力不動尊の対岸にある書院。昭和36年に建てられたこの建物を、池や石畳が美しい日本庭園がとりまきます。園内の芝生広場は休憩にぴったり!

東京都指定史跡にも選ばれている、古墳時代末期から奈良時代の横穴墓「等々力渓谷三号横穴」も見ておきたいスポットです。

春には等々力不動尊の美しい桜も楽しめます!

(画像提供:世田谷区)
(画像提供:世田谷区)
■等々力渓谷
[住所]東京都世田谷区等々力1-22、2-37から38番外
[アクセス]【電車】東急大井町線等々力駅より徒歩3分
[駐車場]なし
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秋川渓谷【東京都】

東京都心から1時間で到着!山も川も満喫して

(画像提供:あきる野市観光協会)
(画像提供:あきる野市観光協会)

多摩川の支流・秋川沿いに位置する、全長20kmにも及ぶ秋川渓谷。東京都心から60分程で四季折々の魅力を感じられる大自然に到着します!

一番の見どころは、川と豊かな緑の渓谷ならではの美しさを見渡せる「石舟橋」周辺です。

散策コース「川沿いを歩く」は、秋川橋から石舟橋まで約7.7km、110分ほどのコース。歩きながら渓谷美を感じられて、おすすめです。また、近くには温泉を楽しめる施設があるので、プチ旅行の締めくくりにぴったり!

春夏はBBQやキャンプ、秋は山々の紅葉、冬は幻想的な雪景色を楽しめますよ!

(画像提供:あきる野市観光協会)
(画像提供:あきる野市観光協会)
■秋川渓谷
[住所]東京都あきる野市
[アクセス]【電車】JR武蔵五日市駅下車、西東京バス上養沢行きまたは檜原方面行きで10分、「十里木バス停」より徒歩5分 【車】圏央道あきる野ICより25分 
[駐車場]複数あり
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養老渓谷【千葉県】

様々な表情のエリアが広がる渓谷。落差約30m の「粟又の滝」は必見!

(画像提供:大多喜町観光協会)
(画像提供:大多喜町観光協会)

養老川に沿って形成された養老渓谷は、温泉街としても多くの人から愛されています。広大なエリアの中に、自然、史跡、温泉と楽しめるスポットがいっぱい!

一番のおすすめスポットは、全長約100m、落差約30mの「粟又の滝」。なだらかに流れ落ちる滝と木々が美しい名所です!

140年前に作られたトンネルの跡「弘文洞跡」のほか、出世観音や水月寺など歴史深いスポットも見どころです。

緑豊かな春・夏はもちろん、紅葉のライトアップが素敵な秋や、養老渓谷の支流「梅ヶ瀬渓谷」の大つららが見られる冬もそれぞれの楽しみ方があります!

(画像提供:大多喜町観光協会)
(画像提供:大多喜町観光協会)
■養老渓谷
[住所]千葉県市原市朝生原~千葉県夷隅郡大多喜町粟又
[アクセス]【電車】小湊鐵道養老渓谷駅下車、粟又行きバスで15分「栗又バス停」よりすぐ【車】圏央道市原鶴舞ICより30分
[駐車場]複数あり
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花貫渓谷【茨城県】

清流に心癒される、新緑と紅葉が映えるスポット

(画像提供:高萩市観光商工課)
(画像提供:高萩市観光商工課)

花貫ダムから小滝沢キャンプ場へと続く、新緑と紅葉が美しい渓谷。吊り橋からの眺めがとっても鮮やかです!

長さ60mの「汐見滝吊り橋」は、橋の上から勢いよく流れる汐見滝や花貫川の清流を眺めることができるおすすめのスポット。

また、長さ約3km、徒歩60分ほどの「花貫渓谷ハイキングコース」は、アップダウンが少なく気軽に豊かな自然を楽しめます!

夏になると清流での川遊びも。キャンプがてら訪れるのもおすすめ!

(画像提供:高萩市観光商工課)
(画像提供:高萩市観光商工課)
■花貫渓谷
[住所] 茨城県高萩市大能・中戸川
[アクセス]【電車】常磐線高萩駅よりタクシーで25分 【車】常磐自動車道高萩ICより15分 
[駐車場]あり(有料500円・110台)
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黒部峡谷【富山県】

山肌を縫うように走る「トロッコ電車」もおすすめ!

(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)
(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)

黒部川の上・中流域に深いV字を形作る黒部峡谷は、立山連峰の壮大な景観を望む絶景スポットです。

目の前には切り立った山々があり、特に黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅では、特別名勝・特別天然記念物である「奥鐘山」をぜひ見ておきたいところ。

また、山間を走り、深い谷に架かる橋を通過するので車窓からの景色も素敵な「黒部峡谷トロッコ電車」に乗るのもおすすめ。

沿線に残る雪と若葉が美しい春、清涼感たっぷりの黒部川を楽しめる夏、紅葉と黒部川のエメラルドグリーンのコントラストが見どころの秋と、季節ごとの魅力を感じてください。

(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)
(画像提供:黒部峡谷鉄道株式会社)
■黒部峡谷
[住所]富山県黒部市黒部峡谷口11
[アクセス]【電車】富山地方鉄道宇奈月温泉駅より徒歩5分【車】北陸自動車道黒部ICより20分
[駐車場]あり(有料1000円・350台)
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昇仙峡【山梨県】

高さ約180mの奇岩・覚円峰をはじめ見どころ多数!

(画像提供:昇仙峡観光協会)
(画像提供:昇仙峡観光協会)

山梨県甲府市の北部、国の特別名勝にも指定されている昇仙峡は、奇石・奇岩を多数見られ、その渓谷美を一度見てみたいと多くの人が集まります。

ここでまず訪れたいのが、昇仙峡遊歩道近くの「夢の松島」。ここから、昇仙峡の中でも名所として知られる奇岩・覚円峰がきれいに見られ、絶好のフォトスポットです!

最奥部にある「仙娥滝(せんがたき)」も見どころ。落差30m、岩肌を削りながら落下するさまは圧巻!

紅葉の時期や、積雪が風情たっぷりの冬が特におすすめの季節です。

(画像提供:昇仙峡観光協会)
(画像提供:昇仙峡観光協会)
■昇仙峡
[住所]山梨県甲府市高成町
[アクセス]【電車】JR甲府駅で下車、昇仙峡行きバスで30分、下車後すぐ 【車】中央自動車道昭和ICより40分
[駐車場]あり(無料・100台)
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清津峡【新潟県】

絵になる風景が広がる国の名勝・天然記念物

(画像提供:(一社)十日町市観光協会)
(画像提供:(一社)十日町市観光協会)

涼やかな新緑と清流を楽しめる夏、鮮やかな紅葉が彩る秋、水墨画のような雪景色の冬と、季節を通して絵になる風景を見せてくれる清津峡。国の名勝・天然記念物にも指定されています。

30年以上前から登山道は通行禁止となっていますが、「清津峡渓谷トンネル」からその絶景を鑑賞できます。

このトンネルは2018年のリニューアルにより、国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の作品の一つとなりました。大自然とアートが融合した、ここならではの景色を堪能してください。

(画像提供:(一社)十日町市観光協会)
(画像提供:(一社)十日町市観光協会)
■清津峡
[住所]新潟県十日町市小出
[アクセス]【電車】上越新幹線越後湯沢駅下車、森宮野原駅行きバスで25分、清津峡入口バス停より徒歩30分 【車】関越自動車道塩沢石打ICより20分 
[駐車場]あり
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鶴仙渓(かくせんけい)【石川県】

1.3kmの遊歩道を散策しながら、趣ある橋巡りを

(画像提供:山中温泉観光協会)
(画像提供:山中温泉観光協会)

スタートからゴールまで徒歩40分ほど、長さ1.3kmの鶴仙渓遊歩道が整備されている渓谷です。

総ひのきの造りの橋で、山中温泉を代表する名勝地「こおろぎ橋」をはじめ、個性豊かな橋が遊歩道にあるため、一つひとつ写真に収めながら橋巡りをするのもおすすめ。

春には桜、初夏には新緑、秋にはこおろぎ橋周辺に鮮やかなモミジが見られ、冬は雪景色が幻想的…と、四季折々の風情を感じられるところも魅力です。

(画像提供:山中温泉観光協会)
(画像提供:山中温泉観光協会)
■鶴仙渓
[住所]石川県加賀市山中温泉
[アクセス]【電車】JR加賀温泉駅下車後バスで30分、山中バスターミナルより徒歩3分【車】北陸自動車道加賀ICより20分
[駐車場]あり(無料)
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恵那峡【岐阜県】

両岸にそびえる奇岩・怪石を眺めながら、恵那峡遊覧船で船旅を

(画像提供:恵那市観光協会)
(画像提供:恵那市観光協会)

恵那峡は木曽川中流の渓谷で、自然の雄大さと大井ダムが形作る見事な景観が魅力の景勝地です。両岸には「獅子岩」「屏風岩」などの奇岩・怪石が見られ、恵那峡遊覧船からその迫力を間近に感じることができます。

季節ごとの花木が周囲を彩り、冬には渡り鳥を見かけることも。長さ1km、徒歩15分の「森林散策路」を歩きながら、季節を感じるのもおすすめです。

多彩なアトラクションが集まるレジャーランド「恵那峡ワンダーランド」や、アクセサリー作りを楽しめる「博石館」など、周辺に観光スポットが充実しているのも嬉しいところ!

(画像提供:恵那市観光協会)
(画像提供:恵那市観光協会)
■恵那峡
[住所]岐阜県恵那市大井町恵那峡
[アクセス]【電車】JR恵那駅より徒歩60分、路線バス15分 【車】中央自動車道恵那ICより10分
[駐車場]あり(無料・約110台)
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みたらい渓谷【奈良県】

大小さまざまな滝が流れる神秘的な絶景スポット

(画像提供:天川村地域政策課)
(画像提供:天川村地域政策課)

巨石の間をさまざまな滝が流れ、渓流はエメラルドグリーンに輝く…そんな神秘的な景色が魅力のみたらい渓谷。遊歩道が整備されており、ハイキングも楽しめます。

景色を写真に撮ったり、風に揺れる木々や流れる水の音を感じたりと、のんびり散策しながらここならではの時間を過ごしてください。

特におすすめは、遊歩道の途中にあって、吊り橋からダイナミックな景色を見られる「みたらいの滝」。ポスターなどにもよく使用される、みたらい渓谷を代表するスポットです。

冬は雪で覆われ、岩から伸び続ける大きなつららや霜柱がより神秘的な雰囲気を演出します。

(画像提供:天川村地域政策課)
(画像提供:天川村地域政策課)
■みたらい渓谷
[住所]奈良県吉野郡天川村大字北角
[アクセス]【電車】近鉄下市口駅下車後、洞川温泉行きバスで60分、「天川川合バス停」よりすぐ 【車】名阪国道針ICより120分
[駐車場]複数あり
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保津峡【京都府】

嵯峨野トロッコ列車と保津川下りで渓谷美を感じて

(画像提供:(一社)亀岡市観光協会)
(画像提供:(一社)亀岡市観光協会)

保津峡は、京都の亀岡市から嵐山に至る保津川による渓谷。四季折々の風景と、奇岩巨石に富んだダイナミックな景観が魅力です。

嵐山から嵯峨野トロッコ列車に乗って車窓からの景色を眺め、帰りは保津川下りで間近に渓谷美を堪能するのが定番のコース。

保津川下りで戻ってきたら、観光名所・嵐山で寺院参拝やグルメをたっぷりと楽しんでください。

(画像提供:(一社)亀岡市観光協会)
(画像提供:(一社)亀岡市観光協会)
■保津峡
[住所]京都府亀岡市保津町・京都市右京区嵯峨
[アクセス]【電車】(保津川下り乗船場)JR亀岡駅より徒歩8分 【車】(保津川下り乗船場)京都縦貫自動車道亀岡ICより10分
[駐車場](保津川下り乗船場)約100台あり
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三段峡【広島県】

全長16km、アクティビティも豊富な大峡谷

(画像提供:地域商社あきおおた)
(画像提供:地域商社あきおおた)

厳島神社や原爆ドームに続き、フランスの旅行専門誌「ブルーガイド」で三ツ星を獲得した三段峡。雄大な自然の心地よさを感じられるだけではなく、トレッキングやカヤック、SUPなど多彩なアクティビティも揃っています。

船上からゆっくりと絶景を見られる黒淵渡船がおすすめ。100mにも及ぶ崖の壁と原生林が織りなす、まるで秘境のような雰囲気に心癒されてください。

春は渓流釣り、夏はアクティビティ、秋は紅葉と、季節ごとに違った楽しみ方ができるのもポイント。冬は峡内に入ることはできませんが、付近の温泉施設から雪に包まれた三段峡を眺められます。

(画像提供:地域商社あきおおた)
(画像提供:地域商社あきおおた)
■三段峡
[住所]広島県山県郡安芸太田町柴木
[アクセス]【電車】広島電鉄紙屋町西駅下車、広島バスセンター発バスで75分、「三段峡バス停」より徒歩1分 【車】中国自動車道戸河内ICより15分
[駐車場]複数あり
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安居渓谷【高知県】

「仁淀ブルー」と呼ばれる美しい川が魅力の渓谷

(画像提供:仁淀ブルー観光協議会)
(画像提供:仁淀ブルー観光協議会)

安居渓谷の魅力は、まるで宝石のように美しく輝く川「仁淀ブルー」です。年間を通して、この神秘的な川沿いの散策を楽しむことができます。

特に水が美しい「水晶淵」は、透明なブルーが際立った場所で絶好のフォトスポット!渓谷の中でも奥まった場所にありますが、わざわざ足を運ぶ価値のあるスポットです。

その他、落差30mと迫力たっぷりの昇龍の滝や、入り口付近の見返りの滝など、見どころ多数。ゆっくり散策しながら、たくさん写真に残してくださいね。

(画像提供:仁淀ブルー観光協議会)
(画像提供:仁淀ブルー観光協議会)
■安居渓谷
[住所]高知県吾川郡仁淀川町大屋
[アクセス]【車】高知自動車道伊野ICより60分
[駐車場]あり(無料・50台)
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祖谷渓(いやけい)【徳島県】

深いV字谷が続く、「秘境」と呼ぶにふさわしい渓谷

(画像提供:三好市観光協会)
(画像提供:三好市観光協会)

祖谷川を囲む山々と断崖絶壁からなる祖谷渓は、大自然を感じられる絶景スポットが多数。

特に見どころのスポットは、深い山に囲まれた祖谷街道から一望できる「ひの字渓谷」。ひらがなの「ひ」の形に見えるこの場所は、まさに大自然が作り上げた神秘と言えるでしょう。

その他、スリル満点の吊り橋「祖谷のかずら橋」や、断崖絶壁に突如として現れる「小便小僧像」、国選定重要伝統的建造物群保存地区で、のどかな山村の原風景が残る「落合集落」などの名所も多数!

(画像提供:三好市観光協会)
(画像提供:三好市観光協会)
■祖谷渓
[住所]徳島県三好市池田町松尾~三好市西祖谷山村
[アクセス]【車】徳島自動車道井川池田ICより40分
[駐車場]なし
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寒霞渓(かんかけい)【香川県】

火山活動で作られた渓谷。ロープウェイからダイナミックな景観を眺めて

(画像提供:小豆島総合開発株式会社)
(画像提供:小豆島総合開発株式会社)

オリーブで有名な小豆島にある寒霞渓は、1300万年前の火山活動で噴出した火山岩から形成された、東西7km、南北4kmに渡る大渓谷。奇岩・怪石が生む独自の景観が魅力で、国の名勝にも指定、さらには日本遺産に認定されています。

絶景を存分に楽しむなら、寒霞渓ロープウェイに乗って車内から一望するのがおすすめ。片道約5分の空中散歩を堪能してください。

春には山桜やツツジが見頃に、夏には渓谷・空・海のコントラストが美しく、秋は渓谷一面に紅葉が広がります。

(画像提供:小豆島総合開発株式会社)
(画像提供:小豆島総合開発株式会社)
■寒霞渓
[住所]香川県小豆郡小豆島町神懸通
[アクセス] 【車】小豆島の各港より30~40分
[駐車場]あり(無料・240台)
「寒霞渓」の詳細はこちら

白谷雲水峡【鹿児島県】

幻想的な風景が広がる散策コースで自然の息吹を感じて

(画像提供:屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)
(画像提供:屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)

白谷川の清流、重なりあった巨岩、切り立つ渓谷を身近に見られる白谷雲水峡。高低差430mのダイナミックな景観は、屋久島独自の生態が息づく多彩な植物と相まって、非日常を感じられます。

特に見て欲しいのが、どこか異世界に迷い込んだかのような錯覚を覚える「苔むす森」。その幽玄な世界に浸って、ここならではの時間を過ごしてください。

弥生杉コース(約1時間10分)、奉行杉コース(約3時間)、太鼓岩往復コース(約4時間)とさまざまな散策コースが用意されているので、気になるコースを選んでください。

(画像提供:屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)
(画像提供:屋久島レクリエーションの森保護管理協議会)
■白谷雲水峡
[住所]鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦 宮之浦嶽国有林内
[アクセス]【車】宮之浦港より30分
[駐車場]あり(無料・約50台)
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菊池渓谷【熊本県】

大小さまざまな滝と清流が美しい渓谷

(画像提供:菊池観光協会)
(画像提供:菊池観光協会)

阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置する菊池渓谷は、CMにも使われるほど美しい水が流れるスポット。春の新緑、夏の清流、秋の紅葉、冬の樹氷と四季折々に変化する景色を、多くの人が写真に収めたいと訪れます。

特に見ておきたいのは、「四十三万滝」「掛け幕の滝」「黎明の滝」「紅葉ヶ瀬」「竜ヶ渕・天狗滝」など大小さまざまな滝。特に「四十三万滝」は日本の滝百選にも選定された名所です。

長さ1kmほど、40分ほどで踏破できる散策コースもあるので、気軽に歩を進めつつ渓谷美を堪能してください。

(画像提供:菊池観光協会)
(画像提供:菊池観光協会)
■菊池渓谷
[住所]熊本県菊池市原5026
[アクセス]【電車】JR熊本駅下車後、熊本電鉄バス菊池温泉行きで90分「菊池温泉・市民広場前バス停」よりタクシーで20分 【車】九州自動車道植木ICより50分
[駐車場]あり(有料200円・425台)
「菊池渓谷」の詳細はこちら
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以上、全国の渓谷・峡谷を22選紹介してきました。気になるスポットはありましたか?どの渓谷・峡谷も、独自の景観が見られるので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

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