ロヒンギャ~迫害と差別、苦難の歴史~ 写真特集

 宗教的な迫害を逃れるためバングラデシュへの出国を目指したものの、国境のナフ川で警備隊に阻止され、泣き叫ぶロヒンギャ族の女性ら。約300人の女性や子どもが8そうの小船に乗ってナフ川を渡ろうとしていた=2012年06月11日、バングラデシュ・テクナフ【AFP=時事】

 【ロヒンギャ族】
 ミャンマー西部ラカイン州に住むイスラム系少数民族。交易に従事したイスラム商人やベンガル人の子孫とされる。ミャンマーでは1962年のクーデターで誕生したネ・ウィン政権が、多数派の仏教徒ラカイン族を懐柔するためにロヒンギャ族を差別し、国民と認められていない。2015年に入ってアンダマン海やベンガル湾で、迫害を受けて密航を試みるロヒンギャ族らを乗せた船が漂流。周辺各国の大半は接岸を拒んで追い返し、一部では死者も出ており、緊急支援の必要性が高まっている。

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