賃貸住宅を手掛けるようになって18年ほど、収納やキッチンも造作し、ほかにはない賃貸住宅を作り上げてきた建築家、添田貴之氏。株式会社添田建築アトリエ代表で、日本最大級の建築家ネットワーク アーキテクツ・スタジオ・ジャパン株式会社(ASJ)に登録する。
競争が激化する賃貸市場で、時が経っても愛される賃貸住宅を作るには、どんな工夫をするといいのか、話を聞いた。
賃貸住宅に、少し尖った個性を持たせながらも
心がけているのは入居者に「嫌われない」モノを作ること
賃貸住宅の最強マニュアルを目指した著書「デザイナーと投資家のための 賃貸集合住宅の企画」(彰国社)を、共著で執筆している添田氏。
キッチンや収納も既製品を使わずに作りこむなど、丁寧に賃貸住宅を手掛けてきた。
「1つ1つに丁寧に向きあえば、自ずと個性が光るような魅力的な賃貸住宅ができます。同時に心がけていることが入居者から『嫌われない』モノを作ること。賃貸住宅はほとんどの入居者にとって仮住まいです。多少
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