「試す価値あり！」きれいな目玉焼きを作る3つの簡単な裏技とは？

朝ごはんや料理のトッピングに、あるとうれしい「目玉焼き」。でも、黄身が割れてしまったり、白身が広がってしまったりと上手に作れないことも多いですよね。そこで今回は、きれいな目玉焼きを作る方法3つを、検証をまじえてご紹介します。記事の後半には目玉焼きを使ったおいしいレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

まずは、比較のために今回ご紹介する裏技を使わずに、目玉焼きを焼いてみましょう。熱したフライパンに油をひき、卵を割り入れて焼いてみると…？

黄身が端のほうに寄ってしまい、白身も広がってしまいました。これでは見た目のおいしさが半減してしまいますよね。

いうことで、ここからはきれいな目玉焼きを作る方法を3つ検証していきます！

目玉焼きを丼などにトッピングするときは、黄身が真ん中にあると見た目のバランスがよく、のせやすいですよね。 そんなときに試していただきたい方法がこちらです。

➀弱火で熱したフライパンに油をひき、卵を割り入れます。

②割り入れたら、すぐにスプーンを2本使って黄身を白身の中央に寄せて10秒ほど待ちます。

黄身が真ん中にあるきれいな目玉焼きが焼けました！

フライパンを熱しすぎるとスプーンを持つ手が熱くなってしまうので、黄身を寄せている間は弱火にし、火傷に注意して行ってくださいね。

丸くてきれいな目玉焼きにしたいときに試していただきたいのは、アルミホイルを使ったこちらの方法です。

➀アルミホイルを2cm程度の幅に折りたたみ、作りたい目玉焼きの直径に合わせて円を作ります。

②内側に油をなじませます。

③弱火で熱し油をひいたフライパンにのせ、中に卵を割り入れます。

④アルミホイルごとお皿にのせて、アルミホイルをはずしたら出来上がり。 ハンバーガーの具材など形を揃えたいときには、まん丸に焼けるこの方法がおすすめです。

フライパンに卵を割り入れたときに、白身がだらっと広がってしまい、きれいな形に焼けないことも多いですよね。
ぷるっときれいな形に仕上げたいときにはザルを使います。

➀卵をザルに割り入れて、さらっとした液状の卵白を取り除きます。

②ボウルに移し、弱火で熱し油をひいたフライパンにそっと流し入れます。

白身が広がることなく、きれいな目玉焼きが焼けました！

卵白には、水溶性卵白というサラサラとした部分と、濃厚卵白という少し黄色味がかった部分があります。水溶性卵白を取り除くことで、白身が広がらず、きれいな形に焼くことができるんですよ。

3つの方法を検証してみました。どの方法も、それぞれきれいな目玉焼きを焼くことができましたね！ほんのひと手間プラスするだけで、簡単に理想の目玉焼きを作ることができます。シチュエーションに合わせて、お好みの方法で試してみてくださいね。

きれいな目玉焼きの作り方がわかったところで、ここからは目玉焼きを添えていただく絶品ロコモコのレシピをご紹介！休日のランチやパパっと作りたい平日の夜ごはんにぴったりの「ワンパン」メニューです。今回ご紹介した方法を使って、ぜひ作ってみてくださいね。

フライパンひとつで作れる「ロコモコ」レシピをご紹介します。しっかりソースを絡めたハンバーグと、とろーりまろやかな目玉焼きとごはんを一緒にいただきます。しっかりボリュームもありながら、同じフライパンで一気に作るので洗い物も少なく済みますよ。時間がないときや簡単に済ませたいときにおすすめです。

材料(1人前)

• ごはん・・・150g

ハンバーグ

• 豚ひき肉・・・80g
• 塩こしょう・・・少々
• 牛乳・・・大さじ1
• パン粉・・・大さじ1

• 卵・・・1個
• 塩こしょう・・・少々
• (A)ケチャップ・・・小さじ2
• (A)ウスターソース・・・小さじ2
• サラダ油・・・小さじ2
• グリーンリーフ・・・1枚
• ミニトマト・・・1個

作り方
準備.ミニトマトはヘタを取り除いておきます。
1.ミニトマトは半分に切ります。
2.ボウルにハンバーグの材料を入れて、粘りが出るまでよく捏ね、小判形に成形します。
3.強火で熱したフライパンにサラダ油をひき、2を入れて焼きます。
4.焼き色がついたら裏返し、卵を入れて塩こしょうをふります。蓋をして、豚ひき肉に火が通るまで弱火で5分程焼きます。
5.(A)を加えて中火のまま熱し、ハンバーグによく絡めたら火から下ろします。
6.器にごはんをよそい、グリーンリーフ、1、5を盛り付けて完成です。

今回はきれいな目玉焼きを作る方法を実際に検証しながらご紹介しました。上手に目玉焼きが焼けると、見た目のおいしさもアップすること間違いなし！ほんのひと手間で簡単にできるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。