今は亡き、Apple共同創業者・スティーブ・ジョブズ。彼は後世に大きなインパクトを残しました。

今なお影響力を持つ彼の発言の中から、今回は「成功する人の特徴」について語った、ある言葉をご紹介しましょう。

大きな成功を収めた人々に見られる、ほかにはない特性について1994年のインタビューで彼はこう語っています。

たいていの人間は、自分から電話をかけて頼んでみるということをしない。

それが、物事を実行に移す人間と、夢見るだけの人間の違いだ。

12歳の時には勇気を振り絞って、なんとヒューレット・パッカード社の共同設立者ビル・ヒューレットに電話をかけた、とジョブズはインタビューの中で語っています。どんなお願いをするつもりだったのでしょう。

電話口でジョブス少年は「周波数カウンタをつくりたいのですが、パーツが余っていたら分けてもらえないでしょうか」と言いました。そんな電話の向こうで話す少年の大胆さが気に入ったヒューレットは、笑って、ジョブズにパーツを譲ったそうです。それに加えてヒューレット・パッカード社でのサマージョブまで。

天にも昇る気持ちだった」とジョブズは語っています。

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どうすればジョブズ少年のように、勇気を持って「求める」ことができるのか?
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