新喜劇総選挙で大躍進2位の千葉公平、3年前から拠点を大阪に

2023.8.21 12:00

「昨年の10位もびっくりでした」と語る千葉公平(8月20日・大阪市内)

(写真4枚)

6月28日よりおこなわれていた『吉本新喜劇座員総選挙』の結果発表イベントが8月20日、「イエスシアター」(大阪市中央区)にて開催。イベント後、トップ25の座員らが取材に応じた。

昨年、間寛平GM(ゼネラルマネージャー)の発案でスタートした同イベント。記念すべき昨年の第1回では、今年3月から新座長に就任した水玉れっぷう隊のアキが1位に。そして総投票数約85万票と前回以上の盛り上がりを見せた今回もアキが1位に輝き、見事に2連覇を果たした。

この結果に、「怖さしかなかったです。2位や3位になったら『1年間、俺何してたんやろう』って思っちゃいますし。お祭りといいながらも、落ちることの怖さも感じました」と赤裸々な思いを語ったアキ。一方で、「2連覇といっても新喜劇はチームなので。(番組の)視聴率が上がったり営業が増えたりとか、新喜劇が盛り上がったらいいなと思います」と今後について意気込んだ。

「連覇は嬉しいけど、怖さも感じた」とアキ(8月20日・大阪市内)

さらに、昨年の10位から2位までランクアップした千葉公平は「さかのぼると、昨年の順位も自分ではびっくりでした」と振り返る。

以前はお笑いコンビのハローバイバイ、ギンナナとして活動し、2020年からは拠点を大阪に移して座員になったという経歴を持つ千葉。「東京で色々やって、やっぱりお笑いを続けたくて。今までの自分を活かせる場所がないか、といき着いた場所で、これだけ座員の皆さんにもお客さまにも知っていただけたのが『ありがてえ』の一言です」と感謝を述べつつ、「でもせっかくなんで、来年は打倒アキさんです」と力強くコメントした。

また、今回はレイチェル(18位)や奥重敦史(15位)など、昨年は圏外だった座員が多くトップ25入りするという健闘ぶりを見せた。総選挙の発起人で自身も12位にランクインした寛平GMは「それだけみんなが一生懸命頑張った成果だと思います。また来年は違うメンバーが入るかも。前の方ですごく悔しがってるメンバーもいましたし」と座員たちに期待を寄せた。

取材・文・写真/つちだ四郎

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本