あなたの職場のチームにはいない?コミュニケーションを乱す内弁慶

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一緒に仕事をしている人を身内だと思うのは悪いことではありません。しかし、思いすぎると多くの弊害が起きます。今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、職場内のコミュニケーションで「内弁慶」を発揮している人について語っています。

身内だと思いすぎるから

いわゆる内弁慶とでも言いますか、身内に対しては何をしても良いと思っているような人っていませんか?

家庭でもそういう人はいるでしょうが、職場にも得てしてそんな人はいます。

家庭でのイザコザなら知ったことではありませんが、職場で内弁慶化している人はマジで仕事ができません。

チームというものをわかっていないからです。

接客や販売は一種のコミュニケーションです。

そして職場で働くということにもコミュニケーションは欠かせません。

チームは適切なコミュニケーションがなければまず間違いなく崩壊していきます。

「仕事さえできればいいじゃん」という向きもありますが、その仕事だって誰かの仕事の上に成り立っているわけです。

だから、「こんなやつと一緒に働きたくない」「こんなやつのために仕事をしたくない」と思われるようなコミュニケーションしか取れていないなら、待っているのは地獄なんです。

こういうタイプの人は、職場で一緒に働いている人たちを身内だと思いすぎているのかもしれません。

いや、確かに身内ですし、身内だと考えること自体は悪いことではないとは思います。

ただ、身内だから何をしても良いというわけでは決してないということだけは意識しておきましょう。

ギクシャクしている夫婦関係のように、うまくいっていない親子関係のように、何をしても良いと思っているような人間がそこにいると、うまくいくものもいかなくなります。

店という場所でも同じことで、同じチームとして働いてはいてもお互いに協力するような姿勢がなければその関係性は破綻していきます。

そんな関係しか作れていないのに都合の良い時だけ手伝ってもらおうとしても、そりゃ誰も付き合ってはくれません。

この関係を作ることもまた仕事をうまく生かせるためにはとても大事なんです。

最近は割とそういうコミュニケーションがどうとかいうよりも、とにかく仕事が効率的に進めばそれでいいという風潮がある気もします。

しかしそれを言っている人たちも、結局は同じようなレベルでコミュニケーションが取れる人が周りにいて、協力して仕事を効率的に進めています。

その上辺だけを切り取って低レベルな仕事しかしない奴は、何の役にも立たない厄介者でしかありません。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、身内だと思いすぎるのは避けましょう。

あくまでも仕事を一緒にするチームの一員であり、お互い人間です。

気持ちよくお互いが働けるようなコミュニケーションを取ることすらできないなら、お客様とそんな関係を築くことなどできないのです。

今日の質問&トレーニングです。

1)チームメンバーを身内だと思いすぎるとどのような問題があると考えますか?

2)身内同士でも絶対にやってはいけないことを3つ挙げるとしたら、どんなことですか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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