不吉な占いと時を同じくして誕生した王陸(おうりく)。それから18年後、王陸は霊剣派の昇仙大会に参加し、海雲帆(かいうんほ)と名乗る男と出会う。
王陸と海雲帆は、協力して試練を乗り越えようとする。宵雲古銭を手に入れるため、王舞(おうぶ)は桃源村での新しい試練を勝手に作ってしまう。
王陸のもとを離れる王忠(おうちゅう)。王陸は、桃源村の試練を完璧に攻略。王舞は次なる試練に手を加え、参加者たちを大きな危険にさらしてゆく。
王陸は特殊な霊根を持っていることが発覚し、霊剣派の家元と長老たちは難しい決断を強いられる。だが、王陸には、1つだけ要求をできる権利があった。
朱秦(しゅしん)は王陸と海雲帆の弱みに付け込み、2人に決闘を承諾させる。決闘中、ある門弟が海雲帆に突然襲い掛かり、返り討ちに合うのだが...。
門弟の死因が明らかになるが、王陸は無実にもかかわらず王舞に罰を与えられる。その後、王陸は海雲帆と一緒に、瑠璃仙(るりせん)を偵察に行く。
瑠璃仙は、突如として現れた刺客たちの前に立ちはだかり、海雲帆たちをその場から逃がす。逃げ延びた海雲帆は、隠していた自身の出自を打ち明ける。
無相剣骨の修業を始めた王陸は新たな境地に達し、習得に必要な朱果を入手するよう王舞に命じられる。そんな中、王陸は朱秦に対して疑念を抱く。
海雲帆が襲い掛かってきた刺客を退けたそのとき、一連の襲撃事件の首謀者が姿を現す。さらに、新たに出現した戦士が、海雲帆の怒りに火をつける。
海雲帆は、驚くべき過去と海天闊(かいてんかつ)との因縁を王陸に打ち明ける。その頃、王舞は海天闊と取引し、ある目的を果たそうとたくらんでいた。
王陸は、海雲帆、聞宝(ぶんほう)、女将さんを誘い、青雲峰に修行へ。だが、志峰(しほう)真人や長老たちが現れ、一行は予期せぬ事態に陥ってしまう。
女将さんは秘密を明かさなかった王陸に感謝する一方、王舞が酒を飲んでばかりいる理由を彼に明かす。王舞は、志峰真人と決闘して白黒つけることに。
志峰真人は王舞に苦杯を喫し、同門から残酷な処罰を受ける結果に。王陸は海雲帆を弟子に取ってほしいと王舞に頼むが、厳しい条件を出されてしまう。
王陸の無相心法の修行のために我が身を犠牲にし、苦痛に耐える王舞。新たな修行に向けて十分な仲間を集められない王陸は、師匠にお願いごとをする。
王舞は王陸のチームに最後の仲間を登録し、さらには王陸に白紙の手引書を渡す。王陸は仲間を連れて帰郷するが、故郷はどこか様子が変わっていた。
悪人どもを許すまいとする王陸は剣霊の梁秋(りゃんしゅう)と一体となり、襲い掛かる敵を迎え撃つ。人々の心を惑わす聖女が、ついにその姿を現す。
洗脳が解け、記憶を取り戻す小蘭(しょうらん)。彼女を救うため、王陸は何(か)長老を欺く方法を考える。時を同じくして、瑠璃仙は物忘れが悪化し始める。
何長老が捕らえられ、周(しゅう)先生はこれを好機と見て支部の実権を握る。王陸は、自分で宗派を作ることに。紙人形の王舞は、人々を魅了する。
王舞の紙人形が消えてしまい、王陸は歌と踊りの男性グループを結成して人々の心をつかむことに。さらに、王陸は、悲しい恋の物語を即興で作り上げる。
海雲帆の窮地に機転を利かせる王陸。悪事を暴かれた周先生は、千霊教の悪行を暴露すると王陸に約束。瑠璃仙は、突然現れた刺客に誘拐されてしまう。
捕らえられた王陸たちを逃がす叶璃(きょうり)。血祭りの儀式を阻もうとする王陸たち。混乱のさなか、天輪(てんりん)真君の衝撃の事実が明かされる。
黒潮にとりつかれ、猛威を振るう天輪真君。王陸たちの大きな窮地に、王舞が救援に駆け付ける。叶璃は血祭りの儀式を完遂させ、王陸に真実を告げる。
愛心教の設立について、王陸を厳しく問い詰める方鶴(ほうかく)。王陸は政府に愛心教を認可してもらおうとするが、胸の内に驚くべき決意を秘めていた。
修行の旅で季陽の町にやって来た王陸たちは、予想外の事態に直面。その後、御獣宗の男たちと出会った王陸たちは、懐かしい人物と再会を果たす。
王陸は聞宝から前夜の出来事について聞き、違和感を抱く。気を失った王舞が目覚めると、そこは軍皇山だった。そこで王舞は、気になる会話を耳にする。
王陸は薛伯仁(せつはくじん)の秘密を知り、彼の部屋に忍び込もうとする。梁秋の力を借りた王陸は、苗(みょう)に術を使う伯仁の姿を目撃する。
風玲(ふうれい)の薛伯仁への一途な思いに心を動かされ、考えを改める王陸。海雲帆は、薛家の兄弟を尾行する。王舞は、海天闊の部屋に忍び込む。
左夏(さか)道士は霊獣の修行について語るが、王陸は疑念を募らせてゆく。王舞は、海天闊のもとから脱出しようと試みる。海雲帆は、やけ酒をあおる。
風玲を救うため、危険の真っただ中へ飛び込む薛伯仁。王陸と梁秋は力を合わせ、左夏道士に立ち向かう。愛し合う2人は、結婚に向けて思いをめぐらす。
風玲の結婚に秘められた衝撃の事実を知る海雲帆。薛伯仁は海雲帆に問い詰められ、身の潔白を証明しようとする。柴斉(さいせい)は、悲劇の過去を語る。
長年にわたる不和と誤解を乗り越えるため、家元と風玲はそれぞれ大きな犠牲を払う。すべてが終わったのち、海雲帆は王陸に決別することを告げる。
何者かに連れ去られ、不気味な場所に捕らえられる風玲。家元は激高するも、深手を負わされてしまう。不思議な符に触れた王舞らは、亜空間へと落ちる。
霊剣派は盛京仙門を迎え撃つ準備を進め、五絶大会の日を迎える。聞宝は、窮地に陥ってしまう。姿を消した海雲帆は、盛京仙門の一員となっていた。
法器が破壊され、各派の代表たちは対応を話し合う。水月(すいげつ)真人はある提案をするが、それは王舞の密かな計略が無に帰することを意味していた。
杜松子(としょうし)は策を弄して王陸を陥れようとするが、王陸に小細工は通用しない。水月真人は危険なわなを仕掛け、各門派の代表の命を脅かす。
王陸と瑠璃仙は敵を挑発し、大乱闘が勃発。大きな混乱が広がるなか、海雲帆の真意が明かされる。たくらみを破られた水月真人に対し、猛反撃が始まる。
女媧石(じょかせき)の力で、欧陽商(おうようしょう)が復活。欧陽商は海天闊への借りを返し、長い時を超えた因縁に終止符を打とうとする。