弁護士の紀藤正樹氏(63)が2日、X(旧ツイッター)を更新。一部で性加害疑惑を報じられたサッカー日本代表MF伊東純也(30=スタッド・ランス)が、性加害はなかったとして虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出したことについて解説した。

紀藤氏は「この種の対抗的刑事告訴は虚偽告訴での立件を真剣に狙うというより『双方不起訴』を狙うものが一般的です」と説明。「が、逆目に出るとかえって不利にもなりかねずリスクもある」とも指摘した。

伊東をめぐっては1月31日、昨年6月の親善試合ペルー戦後に、大阪市内のホテルで、女性の同意を得ないまま性行為に及んだとして刑事告訴されたと、ニュースサイト「デイリー新潮」に報じられていた。大阪府警は、女性2人からの刑事告訴を受理したことを認めている。さらにこの日は伊東側が、性加害はなかったとして虚偽告訴容疑の告訴状を同府警に提出した。