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全日本剣道、大濠OB奮闘 矢野、池田3位

 剣道の第70回全日本選手権は3日、東京・日本武道館開催で64人によるトーナメントで争われ、村上哲彦5段(愛媛県警)が初優勝を果たした。安藤翔6段(国士舘大教)との決勝で、面を2本決めた。矢野貴之5段(警視庁)、池田虎ノ介4段(筑波大)が3位だった。

 福岡大大濠高出身の矢野と池田は決勝での同校OB対決をあと一歩で実現できず「実力不足」と口をそろえた。準決勝で矢野は2018年世界選手権個人覇者の安藤に2本負け。10月で21歳になった池田は同校出身の竹ノ内佑也(警視庁)が持つ最年少優勝記録(21歳5カ月)を更新する好機だったが、今大会を制した村上に面を打たれた。

 それでも同校の森監督や黒木前監督が見守る中、矢野は2回目、池田は初出場で3位と躍進した。矢野は警視庁でも先輩の竹ノ内から「客観的に指摘してくれる」と技術面のアドバイスを受けて成長。池田は筑波大の先輩で前々回覇者の松崎賢士郎(筑波大大学院)=長崎・島原高出身=から「無心になる心構えを学んだ」と警察官の強豪相手にも恐れず攻め抜き、快進撃を遂げた。「来年は大濠対決を」。2人は成長を誓った。 (末継智章)

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