【スターのミカタ】牧瀬里穂19歳、映画や演劇で飛躍「心の支えは福岡女学院高時代の…」

福岡スタア倶楽部​​​​​ー1991(平成3)年1月5日　西日本新聞ー

　「あっという間の一年でした」。充実の日々を振り返って、昨年の福岡市長選で評判になった啓発ポスターの笑顔になった。「ポスターが好評と聞いて本当にうれしかったです」

　映画「つぐみ」などの主演を務め、女優としてのスタンスを確かなものにした。「でもまだまだ勉強です」。謙そんしながらも「次の仕事のことばかり考えています」と新年の抱負。一月には主演のテレビドラマ、つかこうへい原作の主演映画「幕末純情伝」もクランクインする。「いろんな分野にチャレンジする一年にしたいですね」

　福岡市南区の出身。高校二年まで同区の福岡女学院高校に通学していた。「当時の友達とはよく電話などで話します。”頑張って”と激励されたり、仕事でつらいことを打ち明けたり…。心の支えになってくれます」

　少しセンチになったが「みなさん応援してください」と笑顔で福岡の人たちにメッセージを送った。昨年暮れに誕生日を迎えたばかりの十九歳。今年を飛躍の一年に―。

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　「福岡スタア倶楽部」は、創刊140年を超える西日本新聞のデータベースを掘り起こし、福岡ゆかりの芸能人の懐かしいお宝記事を紹介します。紙面掲載した記事を当時のまま再現しており、内容は取材時点のものです。