「短い詩」特集(下) 下山田小4年生の17作 詩でみがく「感性」
福岡県嘉麻市の下山田小学校の4年生全員(17人)が「短い詩」に投稿してくれました。クラスでは日ごろから、詩や俳句を作ることで感性をみがいているそうです。イラスト付きの作品も味わいがありますね。紹介します。
教室
教室に
新メンバーの
カニがきた
玉虫にエビ
カブトムシたち
(安達 花菜)
朝おきて
いつもせみがないている
ぼくにとっては
めざまし時計だ
カーテンあけて
おはようさん
(伊藤 百春)
夏の夕
夏の夕
空ピンク色
きれいだな
青とピンクが
あわさっていく
(柏木 菜都)
ねこ
ねこは
とてもふわふわしていて
かわいいな
いつもさわって
きもちいいな
(木村 蕾華)
太陽
ギラギラと
太陽の光
てりつけて
運動場が
もえている
(坂本 聖奈)
夏の海
気持ちいいな
夏の海はね
水があついよ
魚もあつい
人間もだよ
(佐々木 月)
れいぞうこ
れいぞうこはね
いっぱいはいる
まだまだはいる
はやくしめなさいと
言われるよ
(杉岡 斗弥)
練習
体育でね
さかだちできた
うれしいな
むずかしいけど
練習いっぱい
(築地原 海音)
つる
つるのびて
すいかとかぼちゃ
勝負だよ
どっちが勝つか
わからないんだ
まだまだのびろ!
(武田 陸)
おり紙
教室に
おり紙いっぱい
作ってきた
みんなにほめられ
うれしかったよ
(長與 笑琉)
りんご
りんごはね
まだ赤くない育てなきゃ
水やり声かけ
してみたら
少し赤くなってきた
(広瀬 あいく)
朝のしごと
朝 ホタルのよう虫に
エサやり
カワニナをどうぞ
カワニナにエサやり
レタスをどうぞ
(船津 恵)
夕やけ
夕やけで
太陽しずむ
さようなら
こんばんわとね
ニッコリお月さま
(籾井 健志)
やさい
今日はピーマンもらった
オクラももらった
やさいだいすき
早く食べたい
がまんできない
家に帰りたい
(山本 恵史)
つり
つりするよ
きれいなかわで
やまめつり
やまめをつって
しおやきたべる
(山本 晃一郎)