長い歴史が育んだ文化を体感できる！ギリシャのおすすめ世界遺産7選

「アテネのアクロポリス」は、ギリシャにある最も有名な古代遺跡。「アクロポリス」は高い丘の上の都市を意味する言葉で、高さ70メートルの大きな石灰岩の上に造られた神殿や砦が遺産として残っている場所です。

アクロポリスの中心部には、世界的に有名なパルテノン神殿があります。目の前で見れば、何本もの巨大な石柱の迫力に圧倒されること間違いなしですよ！

また、その他にも見どころがたくさんありますし、アテネ市街地の全景を見られるのも魅力。ギリシャを訪れたら必ず訪れたい世界遺産です♪

「メテオラ」は、標高600mの断崖絶壁に建てられた修道院のある地域。まるで空中に浮かぶ都市といった不思議な光景が見られる世界遺産です。

メテオラには12〜16世紀ごろに建てられた6つの修道院が残っています。一部の季節をのぞいて内部も観光でき、美しいフレスコ画や装飾品などを見て回ることができますよ♪

首都のアテネからメテオラのあるテッサリア地方へは、電車と車を乗り継いで向かう必要がありますので、移動が楽なオプショナルツアーに参加するのがおすすめです！

「ロードス島」はエーゲ海の南に浮かぶ島。大きさは淡路島の2倍ほどで、きれいな海が取り囲む風光明媚な景観が魅力です。

東地中海の海路の要衝にあるため、様々な国の支配下におかれた歴史をもつ島ですが、中世に入って聖ヨハネ騎士団が城塞都市を築いた場所で、世界遺産に登録された今でもその時代の旧市街が良い保存状態で残されています。

旧市街以外にも、古代遺跡のカミロス遺跡や透明度がものすごく高いアギオス・パラボス・ビーチなど見どころたくさんなので、ぜひ訪れてみてくださいね！

「オリンピア」はオリンピック発祥の地として有名な場所。アテネの西、ペロポネソス半島にある小さな田舎町です。

古代オリンピックが行われた会場の遺跡が世界遺産に登録されており、田園風景の中に残された遺跡では穏やかな気持ちで観光を楽しめます♪

また、オリンピア遺跡内で発掘された彫刻を展示する「オリンピア博物館」も見応え十分！街全体がほのぼのとした雰囲気なので、喧騒から離れて癒やされたい人には特におすすめです。

「デルフィの古代遺跡」はギリシャ中部にある世界遺産。古代ギリシャ時代は「世界の中心」と呼ばれた聖域で、神様の意を伺う神託が行われていたアポロン神殿があった場所です。

アポロン神殿は完全には残っておらず、今は台座と数本の柱を残すのみですが、それでも見応え抜群！演劇や音楽の演奏が行われていた野外劇場も見どころの一つで、中心に立つと自然の絶景が広がります。

アテネからは少し離れた場所なので、メテオラと一緒に1泊2日で観光するのがおすすめです。

「コルフ」はギリシャ北西部のケルキラ島にある都市。細い路地が入り組んでおり、まるで迷路のような旧市街が世界遺産に登録されている美しい市街です。

歴史的にも重要な地位を占めてきた地域で、どんどんと要塞化が進んだ歴史があります。迷路のような街には、今ではおしゃれなお店やレストランが軒を連ね、街歩きをするだけでワクワクした気分になりますよ♪

人気の観光地なので、島とはいってもアクセス抜群！各都市からバスでアクセスできるので、ぜひ訪れてみてください。

ミケーネは、アテネの西側、ペロポネソス半島に位置する都市。19世紀にミケーネ遺跡が発掘されたことで、それまで伝説と言われていた古代ギリシャ以前の文明、ミケーネ文明の存在が確認されました。

一番の見どころは、アトレウスの宝庫と呼ばれる大きなお墓。今から3300年ほど前に作られた貴重な建築で、中から見ると蜂の巣のようなドーム状になっています。

特徴的な建築や芸術が見られたミケーネ文明ですが、その終焉は未だに謎のまま。この地を訪れて、歴史のロマンを感じてみてはいかがでしょう。

歴史的に価値の高い世界遺産が各地にあるギリシャですが、ギリシャの魅力は歴史だけではありません。地中海や、エーゲ海に囲まれた豊かな自然が魅力の島々がたくさんあるんです！

ギリシャを訪れる際は、今回ご紹介した世界遺産とともに美しい自然を楽しめるような旅行プランを計画してみてくださいね♪