学童疎開についてグループワークで意見を出し合う児童たち=3日、那覇市・対馬丸記念館
疎開から戻ったら…家族が戦争で亡くなっていた 自分だったら何をする? 沖縄の小学生が考える
太平洋戦争時、学童疎開した子どもたちの気持ちを追体験し、戦争や平和について考える「学童疎開体験事業」が那覇市若狭の対馬丸記念館で行われている。来年1月まで。12月末の渡嘉敷島での本研修を前に3日、事前研修があり、那覇市内に住む小学5~6年生約20人がグループワークなどを通じて当時に思いをはせた。
4グループに分かれてそれぞれの意見を共有。「県外へ学童疎開し、沖縄戦で家族を失った。疎開から帰ってきたら何をするか?」というテーマでは、「家族のお墓をつくる」「家族の遺骨を探す」「生活のために働く」「亡くなった人を見たら手を合わせる」などの声が上がった。
疎開先の環境が厳しく、逃げ出した人もいることから「もし自分なら...
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