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四字熟語の覆面カバーを巻いた謎文庫ズラリ PHP文芸文庫フェアを全国書店で開催中

2023年3月中旬より、全国の書店で「PHP文芸文庫・四字熟語フェア」を開催しています。
PHP文芸文庫は、小説・エッセイ・ノンフィクションを中心とした文芸作品の文庫レーベルです。所収する約496タイトルから20作品を厳選し、それぞれの内容にマッチした「四字熟語カバー」をつけました。
このブックフェアは、新鮮さや刺激を求めて書店を訪れる読者のために、四字熟語だけを手掛かりにした、新たな本選びを提案するものです。

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PHP研究所では初の試み

当フェアは、編集会議中のちょっとした思いつきがきっかけで企画されました。各編集者が、キャッチコピー感覚で担当作品に合う四字熟語を選んだところ、そのハマり方は想像以上でした。
この感覚をぜひ読者にも味わってもらいたいと考えたのです。「一字千金」「天佑神助」「笑門来福」「抱腹絶倒」といった文字だけを刷ったシークレットカバーを巻くというのは、PHP研究所では初の試みです。
国内の書籍は、新刊だけでも1年間に約7万冊が出版されています。その中からじっくり吟味する楽しみもありますが、今回のフェアでは、時間をやりくりして書店に立ち寄る多忙な読者にも、パッと目につき、ピンときた本との偶然の出合いを楽しんでほしいと願っています。

四字熟語フェアカバー(50音順)

2304yoji1.jpg 組み合わせの一例は、「一字千金」が、今年が生誕100年にあたる国民的作家・司馬遼太郎氏の箴言集『人間というもの』。
「笑門来福」は、宮部みゆき氏にとって「生涯、書き続けていきたい」作品に加わった時代小説『きたきた捕物帖』となっています。 2304yoji2.jpg

ロングセラーから人気シリーズまで20タイトル

「四字熟語フェア」にラインナップされた作品は、時代小説、本格ミステリ、イヤミス、キャラ文芸、お仕事小説、エッセイ、箴言集などです。
レーベル創刊時から売れ続けているロングセラーから、勢いのある若手作家の人気シリーズまで、20タイトルをご用意しました。

四字熟語フェア作品(50音順)

『相棒』五十嵐貴久
『あなたの不幸は蜜の味』宮部みゆき他
『生きていてもいいかしら日記』北大路公子
『一行怪談』吉田悠軌
『「黄金のバンタム」を破った男』百田尚樹
『官邸襲撃』高嶋哲夫
『きたきた捕物帖』宮部みゆき
『京都府警あやかし課の事件簿』天花寺さやか
『書店ガール』碧野 圭
『すべての神様の十月』小路幸也
『逃亡刑事』中山七里
『独立記念日』原田マハ
『人間というもの』司馬遼太郎
『爆撃聖徳太子』町井登志夫
『墨龍賦』葉室 麟
『夢幻花』東野圭吾
『名作なんか、こわくない』柚木麻子
『利休にたずねよ』山本兼一
『我、弁明せず』江上 剛

全国の書店で開催中

「PHP文芸文庫・四字熟語フェア」は、紀伊國屋書店グループ、丸善ジュンク堂書店グループをはじめ、有隣堂グループ、八重洲ブックセンター、三省堂書店、大垣書店グループ、喜久屋書店グループなど、企画趣旨に賛同した書店の協力があって実現したものです。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の書店約300店舗で順次開催しています。

四字熟語フェア展示の一例

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PHP文芸文庫について

2010年10月に、山本兼一氏の第140回直木賞受賞作『利休にたずねよ』をはじめ、あさのあつこ、石田衣良、今野敏、高橋克彦、火坂雅志ら各氏の力作10点をそろえ、創刊しました。
以来、「人間を味わう、人生を考える。」をキャッチコピーに刊行を続け、2023年10月に創刊13周年を迎えます。
東野圭吾氏の第26回柴田錬三郎賞受賞作『夢幻花』や、累計発行部数が200万部目前となった畠山健二氏の「本所おけら長屋」シリーズ、テレビドラマ化された『異邦人』(原田マハ著)、『相棒』(五十嵐貴久著)、「婚活食堂」シリーズ(山口恵以子著)などが加わった当レーベルは、今後も良質な作品を、読者にお届けしてまいります。


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