兄弟メディアのライフハッカー[日本版]より転載:
バーベキューで燻製をつくってみたい、と思ったことはありませんか?
でも、わざわざ燻製器を買うのは、ちょっと気が引けますよね?
実は、段ボールの箱と身の回りにある道具さえあれば、それなりに立派な燻製器がつくれるんです。もちろん、本格的なマシン並みに高機能というわけにはいきませんが、楽しい野外実験となるはずです。
COOK WITH ME.ATの動画は、煙と熱を閉じ込められるような段ボールの箱を使い、DIYの燻製器をつくる方法を紹介しています。
燃え移りやすいという点を除くと、いちばんの欠点は、肉を調理できるほど熱い状態にするのが難しいということです。
ただ、少なくとも、この燻製器でスモーキーな味付けをしたあとに、コンロやオーブンで肉に完全に火を通すというやり方であれば、燻製をつくるという目的を十分達成できます。
動画では、通気のために箱の底に穴を開け、トイレットペーパーの芯で作った煙突と、肉を吊すための竿も取り付け、燻煙材には、アルミホイルでつくったトレイにおがくずを敷き詰めたものを使っています。
ちなみに、同じ段ボールの燻製器を使って、魚を燻製にする方法もあります。
段ボールの燻製器づくりに挑戦し、Instructables.comにコメントを残した人の中には、びっくりするほどの大成功を収めた人がいるようで、熱源としてホットプレートを使い、その上にウッド・チップを敷き詰めたスキレットを載せて、最終的にはオーブンなどで肉に完全に火を通すというのがオススメのやり方だそう。
庭でのバーベキューなどにはぴったりの方法ですね。誰にでも気軽にできる方法なので、ぜひ挑戦してみてください。
Andy Orin(原文/訳:鈴木統子)
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