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サッカー豆知識

ボールのどこを蹴る? サッカーボールの蹴り方のコツを種類別に解説

公開:2021年3月27日 更新:2024年1月19日

キーワード:アウトサイドインサイドインステップインフロントサッカーのキックトゥーキックロングキック浮き球を蹴る無回転シュート蹴り方

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パスやシュート、浮き玉などサッカーのキックには様々な種類があり、蹴り方はそれぞれ異なります。この記事では、試合で主に使用するキックについてその蹴り方を解説します。サッカーを始めたばかりの初心者の方は、キックの名前と合わせてボールを蹴る場所や蹴り方も覚えてみてください。

主なキックの蹴り方

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ここでは、サッカーの試合で使用する機会の多い主なキックの蹴り方について解説します。上手くボールが蹴れない、という人はぜひ参考にしてみてください。

インステップキック

インステップキックは、足の甲を使ってボールを蹴るキックです。シュートやロングパスなど力強いボールを蹴ることができ、弾丸シュートを打つ時などにも利用されます。

インステップキックをする場合、軸足はボールの真横におきしっかりと踏み込ませる必要があります。また、踏み込みと同時に蹴り足を後方に振り上げ、前へ振り出しボールにインパクトさせてください。

ボールを蹴る時は足だけでなく、軸足側の腕を使ってバランスを取るのがポイントとなります。腕は蹴り足を振り上げる際に振り上げ、足を振り下ろすのと同時に体に向かってくるように振り下ろしてください。

また蹴り足はつま先をしっかりとした側に向け、足の甲でボールの真ん中を蹴ることでスピードのあるまっすぐなボールを蹴ることができます。ボールを蹴ったら足はそのまま前に振り抜いてください。

インサイドキック

インサイドキックは足の内側でボールを蹴るキックで、主にパスを出す際などに使用されます。

キックの際は足の内側を、ボールを蹴る方向に向けた状態で固定する必要があります。この足の向き方は日常生活では発生しないものなので、幼児や小学生などサッカーを始めたばかりのお子さんだとフォームが作りにくいかもしれません。足の内側を蹴る方向に向けたら、膝下を素早く振りボールを蹴ります。インサイドキックの場合、大きくふりかぶる必要はありません。

インフロントキック

インフロントキックは、親指の付け根付近でボールを蹴るキックです。ロングパスやフリーキック、コーナーキック、クロスなどの際に使用されます。インフロントキックでは、カーブをかけることが可能です。

カーブをかける場合、まずはボールに対して斜めに助走をとってください。その後、軸足をボールの横に踏み込ませ、蹴り足の振り上げ、振り下ろしを行い、親指の付け根付近でボールにインパクトさせます。ボールを蹴る時は、ボールの中央ではなく、外側のやや下寄りの部分を蹴り、蹴り足でボールを擦り上げるイメージで振り抜いてください。そうすることでカーブボールを蹴ることができます。

アウトサイドキック

アウトサイドキックは、薬指の付け根付近でボールを蹴るキックです。相手から逃げていくようなボールを蹴ることができます。

キックの際はインフロントキック同様、軸足はボールの横にしっかりと踏み込ませてください。蹴り足は大きく振りかぶらず、膝下を素早く振るのがポイントです。ボールを押し出すイメージで蹴ってみてください。なお、インフロントキックの時は、ボールの外側を蹴りますが、アウトサイドキックはボールの内側を蹴ります。

最初のうちは、近距離しか蹴れないかもしれませんが、慣れてくると遠くに飛ばすこともできます。遠くに蹴りたい場合は、足をボールに対してまっすぐに当てるのではなく、ボールの下側を蹴るのがポイントです。

トゥーキック

トゥーキックは、つま先でボールを蹴るキックです。蹴る時のモーションが小さいため、密集地での使用に向いているほか、ゴールキーパーのタイミングをずらしてシュートを打つ際などにも向いています。

キックの際は、蹴り足を大きく振り上げる必要はなく、膝下を素早く振ってください。あとは、ボールの中央をつま先でしっかりと蹴るだけです。蹴ったあとは、足を振り抜く必要はなく、少し前に出す程度で止めてください。

そのほかのキック

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ここでは、試合で使えると便利なその他のキックのポイントについて解説します。

浮き球のロングキック

浮き玉のロングキックができれば、自陣後方から一気に攻撃に転じることができるため、大きな武器となるでしょう。

ロングキックをする際は、ボールの下側を斜めに蹴るイメージでインパクトさせます。こうすることによって、ボールにバックスピンがかかり、ふわっとした浮き玉を蹴ることができます。またキックの際は、足を寝かせた状態で蹴ることで、しっかりとボールを捉えることができます。

無回転シュート

無回転シュートはボールが回転しないことで、空気の乱れが起こり、ボールがブレやすくなります。ブレ球は動きが予測できないため、ゴールキーパーにとっても対応しづらい点が特徴です。

無回転シュートを打つ際は、足を素早く振ること、そして足の硬い部分でボールを蹴ることがポイントです。この2つのポイントを押さえたうえで、ボールの中心をインパクトすることで、無回転ボールとなります。

なお、一般的なシュートを打つ場合は、蹴り足を振り抜きますが、無回転シュートの場合、足を振り抜くとボールに回転がかかりブレなくなるため、ボールを蹴った足は振り抜かないように注意してください。

まとめ

今回は、サッカーのキックの蹴り方について解説しました。キックは一朝一夕では上達しないため、繰り返し練習に取り組む必要があります。今回の内容を参考に、コツコツとキック練習を行ってみてください。

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