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「少しのミス」…日本5位 男子400mリレー・世界陸上

<男子4×100メートルリレー決勝>小池祐貴(奥右)からバトンを受け取るサニブラウン・ハキーム。手前左はアメリカのノア・ライルズ =ブダペスト(撮影・蔵賢斗)
<男子4×100メートルリレー決勝>小池祐貴(奥右)からバトンを受け取るサニブラウン・ハキーム。手前左はアメリカのノア・ライルズ =ブダペスト(撮影・蔵賢斗)

陸上の世界選手権第8日は26日、ブダペストで行われ、男子400メートルリレー決勝で日本(坂井、柳田、小池、サニブラウン)は37秒83の5位で、2大会ぶりのメダル獲得はならなかった。米国が37秒38で制した。(共同)

バトンワークで勝敗

個々の走力に加え、バトンワークが勝敗を分けた。日本が強さを誇っていた男子400メートルリレーはメダルに0秒07届かない5位。決勝で途中棄権に終わった東京五輪も含めると、主要世界大会では3大会連続でメダルなしとなり、28歳の小池は「改めて少しのミスが響いてしまう種目だと感じた」と実感を込めた。

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1走を務めた坂井のスタートの反応時間は8チーム中6番目。隣のレーンを走った強豪コールマン(米国)の加速にもついていけず「個人の力の差を痛感した」。2走の柳田も強敵が集まる区間でリードを許し「もっと力をつけないといけない」と反省した。

3走の小池から、アンカーのサニブラウンへのバトンパスでは、サニブラウンが後ろを振り返る一幕もあった。スムーズに受け取れないところから必死に追い上げた日本のエースは「ほとんど加速できない状態で走った」と悔やんだ。(共同)

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