中国から環境問題の専門家を招へい 日本側有識者と気候変動対策について対話
笹川平和財団笹川日中友好基金は、3月10日から15日までの期間中に、中国の環境問題の専門家一行7名からなる訪日団を招へいし、日本側有識者と気候変動対策をテーマに対話会議を開催しました。
防衛省防衛研究所は人民解放軍代表団(右側)を迎え、アジア太平洋地域情勢をめぐり意見交換した
19日夜、都内の歓迎レセプションで、代表団と歓談する自衛官ら
C-1輸送機に搭乗した代表団(航空自衛隊入間基地)
C-1輸送機
陸上自衛隊勝田駐屯地では施設作業車などを視察
海上自衛隊舞鶴地方隊の視察では、護衛艦「ふゆづき」に乗艦した
海上自衛隊では24日に、日本海における海上自衛隊の最重要拠点である舞鶴地方隊(京都府舞鶴市)を視察し、第3護衛群第3護衛隊の所属で、北吸桟橋に停泊する護衛艦「ふゆづき」(基準排水量5100トン)に乗艦しました。
ふゆづきは「あきづき」型護衛艦の4番艦で、2014年3月に就役。FCS-3A多機能レーダーと、発展型シースパロー短SAM(艦対空ミサイル)、国産の90式4連装SSM(対艦ミサイル)などを搭載し、味方のイージス艦を敵の攻撃から防護する「僚艦防空能力」を備えています。佐官級交流で、海上自衛隊が新しい世代の護衛艦を公開したのも初めてです。
代表団は基地視察の合間に、偕楽園(茨城県)や彦根城(滋賀県)、伏見稲荷神社(京都府)、雪印メグミルク京都工場などを見学し、日本の文化と歴史などへの理解も深めました。