主将と守護神を欠くヤクルトが中日とドロー 故障離脱の山田について高津監督は「時間がかかると思う」

[ 2024年3月30日 19:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―1中日 ( 2024年3月30日    神宮 )

<ヤ・中>引き分けに終わり引き揚げる高津監督(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトが延長12回の末、中日と1―1で引き分けた。先発・吉村は7回で84球を投げ6安打1失点と好投。自己最多の10奪三振の力投で援護を待ったが、打線は7回まで無得点に抑えられた。8回に1死から代打・青木の左前打をきっかけに2死一、二塁とし、オスナの中前適時打で同点に追いついた。9回以降は好機を生かし切れず、4時間43分の長時間ゲームは1―1のまま終了した。

 この日の試合前には、前夜の開幕戦で走塁時に足を痛めたキャンプテン・山田と、状態が上がっていないクローザー・田口が出場選手登録を抹消された。投打の軸を欠く中、ベンチ入りした野手全員をつぎ込む総力戦に。12安打を放ちながら1得点と物足りなさはあったが、何とかドローに持ち込んだ。高津監督は「まさに総力戦・よく頑張った」とナインをねぎらった。

 山田のケガの程度については「下半身のコンディション不良。何度も繰り返しているので、そんなにすぐに良くなるとは思わない。少し時間がかかると思う」と説明し、長期離脱の可能性を示唆した。

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