コブクロ 感謝のラストメッセージ ストリート時代に「名前借りた」長寿番組が終了

[ 2021年3月10日 05:10 ]

デュオ「コブクロ」の黒田俊介(左)と小渕健太郎
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 男性デュオ「コブクロ」の小渕健太郎(43)と黒田俊介(43)が、9日に放送されたMBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜後1・55)に出演した。

 「ちちんぷいぷい」は1999年10月にスタートし、放送5000回を超えている長寿番組だが、12日に放送最終回を迎える。そのため最終週(8~12日)は「フィナーレウィーク」として、放送枠を4時間に拡大中で、今回は番組と縁のあるコブクロが出演した。

 コブクロは、大阪・堺市で活動を開始。デビュー前に「ストリートミュージシャン」だった際の2000年に、同番組に初出演し、歌声を披露したことがある。23歳だった当時のVTRを見た小渕は「僕たちがやってきたことの一つの夢でもあり、延長線上のことでしたけど、急にそれが目の前で行われたので、なんか鳥肌が立ちましたね」と振り返った。一方で、黒田は「あの(番組放送)後の小渕のストリートのときの営業トーク。“あの”ちちんぷいぷいに出たコブクロ、と言うてましたね。あの、ちちんぷいぷいに出たコブクロが歌いますって、ずっと言うてましたからね」と名前を借りてPRしていたことを暴露。小渕も「看板に書いて出してました」と、恥ずかしそうに昔を懐かしんでいた。

 21年半も続いた番組が終了することに関して、小渕は「番組が終わるということで寂しいですけど、きっと皆さんの記憶の中には残っていると思います。僕らが共に歩ませてもらった記録がこれだけたくさん残っている番組は日本中探しても他には一つもない。この思い出を大切に頑張っていきます」と惜別メッセージ。一方の黒田は「ぷいぷいさんに、デビューの前からお世話になって、正直出させていただく度に、昔の映像を出されるのがちょっと嫌だったんですよね(笑い)」と告白。「それも、これで最後だというので、なんかホッとする気持ちもあるんですけど、本当に20年、お疲れさまでした」と照れ笑いで答えると、同番組のMCを務める山中真アナウンサーから「最後に、そんなメッセージあります?」と“クレーム”が入っていた。

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2021年3月10日のニュース