森山直太朗 デビューから20年「地獄があるんだとしたら」この時期 「会議室で歌って『お願いします』」

[ 2022年3月17日 12:07 ]

森山直太朗
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 シンガーソングライターの森山直太朗(45)が17日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。デビューからの20年を振り返りつつ、10年後についても語った。

 2002年にメジャーデビューし、翌年発売された「さくら」が大ヒットを記録した。この20年間のターニングポイントとして「地獄の桜前線北上ツアー」をあげた。

 2003年に行われた「桜前線北上ツアー」のことで「20年間の中で『さくら』って曲をいろいろな人に認知してもらうきっかけになった」としながらも「とはいえ、(20年間で)地獄があるんだとしたらここだな」と回顧。「ギター1本持って、桜前線よりもちょっと足早に九州から北上していくんですよ。今みたいにラジオとかテレビとか出られないし、ラジオとかでもかけてくれないんで、コミュニティーFMとかに行って、会議室で歌って『さくらって曲です、お願いします!』って、ちょっとずつこういうふうに(回った)」ときつかった思い出を振り返った。

 また、山小屋暮らしをするようになったことも大きなターニングポイントとなったという。「1人になる時間が欲しくて、山小屋を7年ぐらい前に購入して。普段都会の中にいると、対人に悩んだり、社会的な悩みも付きまとうけど、ここに1人でいると、自分の目の前にいる問題は悩んでも答えがないことなんだなってことに、さらされる。(山小屋では)何もしないんですよ」と森山。「どっちかっていうと、音楽と言うよりもカレーが好きだから、香辛料を自分で作って(カレーを作っている)」。好きが高じてグッズとして香辛料「香辛丸」を作ってしまったことも明かした。

 番組に初登場したのはデビュー10周年の時。その際、10年後の姿を聞かれ「ずっと考えてます。そぎ落とされていけばいいのかな」を答えていた森山。この日、あらためて10年後の姿を聞かれ、「どうしよう」と困惑しつつ「10年後はやっぱりカレー屋さん」と苦笑。「副業、サイトビジネスでカレー屋さんをやって、本業はちゃんと歌って…」と笑った。

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2022年3月17日のニュース