芸歴4年目・初出場の「空前メテオ」がytv漫才新人賞優勝 最終決戦で「ぐろう」との同期対決制した

[ 2024年3月3日 17:25 ]

「第13回ytv漫才新人賞決定戦」で優勝した「空前メテオ」の茶屋(左)と大門正尚
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 若手漫才師の登竜門「第13回ytv漫才新人賞決定戦」決勝が3日、読売テレビで開催され、芸歴4年目の「空前(くうまえ)メテオ」が初出場で優勝を飾った。

 事前ラウンドを勝ち上がった7組が、4分間のネタを披露した。審査員5人が100点満点で採点。ラストイヤー3組を含む先輩コンビに囲まれる中、いずれも初出場・4年目の「空前メテオ」「ぐろう」が合計点1、2位を占め、最終決戦に進出。フレッシュな顔合わせとなった。

 「ぐろう」は結婚式の茶番ぶりをイジるネタ、「空前メテオ」はイヌ派・ネコ派の斬新すぎる定義を披露。それぞれに爆笑をさらったが、審査員5票中3票を獲得した「空前メテオ」が同期をギリギリでかわし、賞金100万円を手にした。

 ボケ担当・茶屋(25)は「楽しかった。最高のダンスでした」、ツッコミの大門正尚(25)は「大門が興奮して“オーカンドー”と」と謎の言葉で喜びを表現した。

 吉本興業のタレント養成所・NSC大阪校時代からしのぎを削ってきたという同期2組。同校講師でこの日の審査員を務めたザ・プラン9のお~い!久馬に、ネタ見せの後でどちらが面白いかを聞きにいくほどのライバル関係だったことを茶屋が明かすと、司会のブラックマヨネーズ・小杉竜一は「青春だぜー!!」と大興奮。お~い!久馬も「生徒の頃から見てたので感慨深い」と目を細めた。
 
 関西を拠点に活動する芸歴10年目までの芸人で競われる同大会。過去には芸歴8年目の「銀シャリ」、同7年目の「霜降り明星」らも優勝し、ここから飛躍した。


≪空前メテオ(くうまえめてお)≫
 ◇大門 正尚(おおかど・まさなお)1999年(平11)1月27日、滋賀県出身の25歳。NSC大阪校42期。

 ◇茶屋(ちゃや)1998年(平10)11月19日、秋田県出身の25歳。NSC大阪校42期。

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