森会長の後任は川淵三郎氏 ツイッターにエール続々 「火中の栗を拾うことに…」「頑張って」

[ 2021年2月11日 15:28 ]

川淵三郎氏
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 森氏の後任人事は、組織委評議員会議長を務める川淵三郎氏(84)で決まった。ここ数日、組織委幹部が川淵氏側と交渉。本人の承諾を受け、IOCなどにも通達済みという。

 川淵氏のツイッターには、投稿が相次ぎ「難しい舵取りになるでしょうが、ご活躍をお祈りしております」「火中の栗を拾う事になってしまいそうですね…お身体に気をつけて素敵なオリンピックにしてください」「大変な仕事ですが、日本のため世界のためがんばって下さい」などとエールが寄せられた。

 本人の最新のつぶやきは前日10日。夫人と散歩に出かけたところ「近くの小さな公園のベンチに腰掛けて僕を見ている男性がいた。あっ記者だなとすぐに分かった。何時も同じコースを歩くとは限らない、散歩に行くのは午前か午後かも分からない。それなのによくも待っていたなあと感心した。家に取材に来ても一切受け付けないのを知っての記者魂」とつづっていた。これには「(TBS・ゴゴスマ)の石井アナに匂わせって言われてますよ」とツッコむフォロワーも。

 川淵氏はJリーグ初代チェアマンとしてサッカー界の発展に尽力。日本トップリーグ連携機構の会長も務め、日本バスケットボール協会の立て直しでも実績がある。1964年の前回東京五輪にはサッカー日本代表として出場しており、今夏の東京五輪では選手村村長を務める予定だった。

 昨年11月、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が来日した際、川淵氏は東京都中央区晴海の選手村を案内。施設を絶賛する同会長を見た川淵氏は、「バッハ会長に満足していただけたことに、村長としては大満足です」と話していた。

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