◆『源氏物語』、『奥の細道』、『雨月物語』を原文と英語訳で読む講読会。
<古典作品を原文と英語でじっくり読んでみたい方のための教室です>
【ただいま開催中・募集中講座】
・第2、4土曜日20時~21時30分→『源氏物語』、
・第2,4日曜日20時~21時30分→『雨月物語』
・第1,3水曜日13時~14時40分→『源氏物語』
・第2、4木曜日20時~『奥の細道』
(いずれも5名~6名まで。)
古典作品に興味のある方、味わい深い英文をしっかり読んでみたい方、興味はあっても
ひとりではなかなか完読できない方、古典作品を読みませんか?
豊富な写真と講師の解説で、より古典への興味が深まると思います。
また競い読むのではないので、古文・英文の読解力は問いません。
<講読形式>
古文と英語訳を併記したテキストを輪読しながら、参加者に、口語に訳すなり、英文和訳するなりしてもらいます。
(訳さずに音読するだけでも◎。声にだして読むことをおススメしています)
そのうえで、解釈・鑑賞し、講師の一方的な説明ではなく、対話形式で読み進めていきます。
■2週間に一回のペースで内容を更新します。
■オンライン講座のひとつのメリット、画面オフでのご参加でも、どちらでも
構いません★
<持ち物>
パソコン、またはスマートフォン、またはタブレット。
資料(郵送またはメールにて送信)
<定員>
4~6名まで
(ご要望に応じて変わります)
・月2回の教室参加
・講読資料
・資料郵送ご希望の場合、送料は含まれます。
■ 参加について
・当日は時間に余裕を持ってお越しください。
・ご遅刻される場合は、『事前のご連絡』をお願い致します。
・他の利用者への誹謗中傷や荒らし行為などがあった場合、強制退会とさせていただく場合があります。
・資料郵送の対応をしております。令和2年7月熊本県豪雨災害により現在近隣の郵便局が被害をうけました。
そのため通常より郵送にお時間を要するようです。
郵送をご希望の方は申込み時にその旨お知らせ願います。
講読資料を電子データでご希望の場合は、連絡不要です。ストアカ専用ページより送信いたします。
■ 退会について
・ストアカマイページより月額サービスの解約手続きを行って下さい。
・月途中で退会をされても日割りでの月額費用の返金はございません。
■ 免責事項について
・個人都合の不参加による返金・キャンセルは致しかねます。
・天変地異による被害、サーバー/回線障害、その他不可抗力的に対策防止ができない事由による責任については負いかねます。
決済に関する注意事項
初月の課金について
お申込が完了した時点で決済が行われます。初月分課金のご返金やキャンセルは一切できませんので、ご了承ください。
翌月以降の課金について
お申込日以降1ヶ月ごとに月1回クレジットカード決済が発生します。
解約について
マイページからいつでも解約を行うことが可能です。解約した時点で、以降の月額課金は全てキャンセルとなります。解約した時点で、月額サービスの提供も受けられなくなりますので、ご注意ください。
上記を含め、こちらの課金決済は、ストアカの月額サービスガイドラインに準じます。詳しくはこちらをご覧ください。
※「申し込みにあたっての注意事項」に書かれている内容と、本注意事項の内容に齟齬があった場合は、本注意事項の内容が優先されます。
平成元年(1989年)から、日本の古典作品を、原文と英語訳で、源氏物語・枕草子・徒然草・平家物語・雨月物語・奥の細道・方丈記、などを輪読しながら講読しています。
講座の特徴は、古文や漢文を英語訳と比較・対照しながら読むことで、二つのコトバによる『古典』の世界を味読できるようにしています。
一人では完読がむずかしい古典作品を、一緒に読んで楽しみたい、と思っています。
◆高校生・大学受験生を対象に、『論語』の漢文をテキストにして、基本的な漢文訓読法を学習し、併せてその英語訳を読んで、漢文と英語の読解を同時に学習をします。
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「ふと目ぞとまる。普賢菩薩の乗物とおぼゆ。
あさましう高うのびらかに、先の方少し垂りて色づきたる事・・・」
(ふと目がとまってしまう。まるで普賢菩薩の乗物(象)のようだ。
驚くほどに高く伸びていて、先の方が少し垂れて赤く色づいているのが・・・)
源氏が朝になって初めてはっきり見た、末摘花の姫君の鼻のことを言っているんですが、ちょっとひどくないですか、象って!
こんなユーモラスな楽しいシーンもあったり、かと思えば登場人物のヘビーな葛藤をさらっと語っていたり、はたまた古歌を下敷きに恨み言や要求を(婉曲に)述べたりと、飽きさせないところはさすがのベストセラー。
もっとも今読んでいる桐壺では、途中までもっぱら(更衣が)いじめられたり(帝が)落ち込んでたりして、小さい光君ちゃんがスーパーちやほやされるまではちょっと間があります。
古文も英文も婉曲表現が多くて一文が長いので、お好みがあるかなとは思うのですが。でも坂本先生とキリエさんと一緒に、細かい描写の一つ一つをひもといていくのはとっても楽しい作業です。
心理描写のしぶとさ(うっとうしさ?)が好きな方は、きっとお好きかと!(^^)
月額料金(税込)
¥1,400/月
第五帖 若紫に入りました。
病に陥った源氏が、北山に加持祈祷を受けに行った先で、山の上から京を見下ろし景色を愛でるところから、地方の美しい景観に話が及ぶ。その一つが明石の浦々。病を抱えた光源氏の気を紛らわせるには、どこまでも続く海面の景色が、確かに心休まり病気にもよさそうです。こうして後々にでてくる登場人物の伏線をさりげなく張っていく筆致はお見事です。それと同時に、晩春の、山桜が咲き誇る、匂いまで感じられるような絵画的描写が目に浮かび、読者の心も休ませてくれる。いろんな綾が織り込まれていて本当に立体的ですね。英訳のthe forests receded into a spring haze. のところも、春霞が前面にでていて、まるで森が春霞に吸い込まれていくような情景が感じられて美しいなあ、と思いました。(時差の関係で)源氏と共に、清々しい朝を迎えることができて本当にありがたい講座です。