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相次ぐ離職をストップ!社員の離職ループから抜け出す5つの方法

2021年4月23日

せっかく入社しても、さまざまな理由から離職を選ぶ人もいます。しかし、職場環境を改善することで、離職者を減らせる場合も多いのです。今回は、離職者を少しでも減らすために、企業が取り組める対策をご紹介します。

社員の離職が相次いでしまう5つの原因

社員が離職する理由は数々考えられますが、特に多く聞かれることが多いのは次の5つです。詳細も含めて解説します。

原因1:給料が安い

たとえ自分に合っていて、どんなに楽しくやりがいを持てる仕事であっても、給料が安いと生活に関係してくるため、離職を検討する人は多くなります。

特に男性は、結婚すると家族を養う必要性が生じることもあるので、給料が高い企業へ転職せざるを得なくなる人も多いのです。

原因2:職場の人間関係が悪い

職場の人間関係は、仕事を円滑に進めていくうえで必要不可欠であり、働きやすさにもつながっています。特に、上司との関係に悩む人が多いようです。

仕事自体にやりがいがあっても仲間に恵まれず、人間関係にひびが入ることで働きづらくなり、離職する人がいます。

原因3:労働環境が整っていない

働き方改革の考えが浸透してきていることもあり、残業や休日出勤が多い企業は離職者が増える傾向がみられます。

長時間労働から体調を崩す人も多いことも多く、また仕事とプライベートの両方を充実させたいと考える人が増えているのです。

原因4:仕事が合わない

仕事内容に興味が持てず、自分がやりたいものと違ったと感じたり、自分と合わないと思ったりすると、転職を考えるようになります。

特に若い世代ほど、仕事にやりがいや楽しさを求める傾向があります。

原因5:業務量が多い

辞める人がいても、そのあと新たな人材が入ってこないと、ひとりあたりの業務量は増えてしまいます。ひとりでこなせる業務量には限界がありますが、業務量が多すぎて限界を超えることにより体調を崩してしまうケースも急増します。

この状態が悪循環となり、さらに離職者が発生する恐れもあるのです。

社員の離職ループから抜け出す5つの方法

社員の離職は、ほかの社員のモチベーションにも影響を及ぼし、離職ループを引き起こす恐れもあります。

このループから抜け出し、社員の離職を少しでも減らすために、5つの方法と詳細を解説します。

方法1:労働環境を見直す

労働環境を理由に離職する人が多いのであれば、環境の見直しが必要です。働き方改革が広く浸透するようになり、働き方に多様性を求める人が増えてきました。

これに合わせて、複数人で仕事を分け合い負担を減らすワークシェアリングやオフィス以外でも作業が可能なテレワーク、子育てや介護のための時短勤務、出勤時間をずらすフレックスタイムなど、積極的に取り入れることが大切です。

方法2:給与体系を見直す

給与面での待遇が原因で離職する人が多いのであれば、給与体系の見直しが必要です。このとき、透明性を確保するために、複数人でチームを作ることが重要です。

チームを構成したら、評価の基準を検討します。能力、成果などどの部分で評価するのか、また固定給と変動給の扱い、給与を上げる基準、家族を持つ社員に対する家族手当の扱いなど、細かく規程を作ると、企業の方向性が見えてくるでしょう。

方法3:社員とのコミュニケーションを増やす

普段の業務の中では、コミュニケーションを取る時間は増やしにくいでしょう。仕事上で悩みがあっても、打ち明けるきっかけが掴みづらく、自分ひとりで抱えている人は多いものです。

普段から、悩みを相談しやすい環境をつくっておく必要があります。定番のコミュニケーションと言えば飲み会ですが、それ以外にもランチ会を行うのも得策です。

方法4:社員のキャリアプランをヒアリングする

社員が描いているキャリアプランを達成できるように、会社側から定期的にヒアリングをする方法も重要です。

実情と目標の隔たりをはっきりさせ、その差を埋めるための取り組みを会社と社員で共有し、会社がサポートすることで、会社の将来を不安視する人を減らすことができる可能性が高まるでしょう。

方法5:採用する際に正しい情報を伝える

採用時に聞いていた業務と、実際に取り組む業務の内容に大きな隔たりがあると、社員のモチベーションは大きく下がってしまうものです。

多くの会社では、入社してしばらく経験を積むために複数の部署に配属されたり、希望とは異なる部署で研修を受けたりすることもあるかと思います。入社後に認識の違いを防ぐため、面接時にこの実情をはっきりと伝えておかなくてはなりません。

社員の離職を防ぐならTalentClipがおすすめ!

社員の離職を防ぐには、自社の業務内容やビジョンにマッチした人材の採用が欠かせません。適切な採用を目指すために、TalentClip(タレントクリップ)の活用を試してみてはいかがでしょうか。

TalentClipは、これまでに応募があった人材を「タレント」としてデータベース化し、採用活動が終了してもデータをキープすることができます。次回の採用活動時に、データベースの中からアプローチしたい人材をすぐに選べ、求める人材とマッチしているかすぐに見極められるのです。

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自社に合う人材を獲得し、離職率を下げたいという方は、ぜひTalentClipの導入を検討してみてください。

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まとめ

離職者が多い会社がすぐにブラック企業と呼ばれるわけではありません。しかし、世間からマイナスイメージを受けてしまうことは避けられないでしょう。

離職者を少しでも減らし、自社に合う人材を定着させることで、会社の生産性が上がり、業績も上げられるようになるでしょう。

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