<ラグビーW杯>地元選手の活躍に歓声 日本代表の開幕戦 太田でPV

2019年9月22日 02時00分

日本代表の活躍に声援を送る市民ら=太田市で

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の日本代表を応援するパブリックビューイング(PV)が二十日夜、太田市のイオンモール太田内のイオンシネマであった。四百人以上の市民らが、開幕戦となる一次リーグのロシア戦に快勝した日本の大活躍を喜んだ。
 太田市が主催し、PV会場はシネコンで、映画用の縦七メートル、横十七メートルの大画面を利用した。試合には、同市に拠点を置くラグビーチームのパナソニックワイルドナイツから稲垣啓太、バル・アサエリ愛、堀江翔太の三選手が先発で出場。PV会場には、谷田部洸太郎と戸室達貴の両選手も訪れ、マイクを手に試合を解説した。
 日本は先制トライを許したが、二トライで逆転して前半を折り返し。後半も手堅く点差を広げた。市民らは「ニッポン」コールや、歓声を上げながら、応援を楽しんだ。
 太田高ラグビー部OBの会社員大川智久さん(46)は、日本代表のレプリカジャージーを着て声援を送った。日本の白星を見届け「負けられない試合。今までにない緊張感があった」と喜び、「次も日本が善戦してくれれば」と期待した。
 日本の次の試合は二十八日で、世界ランキング一位のアイルランドとの戦いだ。会場では日本の一次リーグ全試合でPVを予定。入場券の配布は八月に締め切った。  (池田知之)

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