矢籠・矢屏風・弓具
江戸時代
しこ 矢籠(矢4本付)/ホームメイト
「矢籠」(しこ)は、矢を入れて持ち運ぶために用いられていた容器の一種です。戦国時代における合戦のときはもちろん、狩猟の際にも使われていたと伝えられています。
本矢籠が制作された江戸時代には、参勤交代などの大名行列においても、矢籠が用いられていました。大名行列では、随行していた家臣などが、槍や鉄砲などの主君が所有していた武器を携えており、弓矢も例外ではなかったのです。
また、大名行列の際に弓矢を運んでいたのは、「弓持ち」であった足軽達。彼らは、弓と矢をセットで運ぶため、矢籠と弓2張が設置可能な弓台(ゆみだい)と呼ばれる器具を携帯していました。 本矢籠の材質は竹製で、付属の4本の矢と共に、健全な状態で保存されていることが窺える優品です。
本矢籠が制作された江戸時代には、参勤交代などの大名行列においても、矢籠が用いられていました。大名行列では、随行していた家臣などが、槍や鉄砲などの主君が所有していた武器を携えており、弓矢も例外ではなかったのです。
また、大名行列の際に弓矢を運んでいたのは、「弓持ち」であった足軽達。彼らは、弓と矢をセットで運ぶため、矢籠と弓2張が設置可能な弓台(ゆみだい)と呼ばれる器具を携帯していました。 本矢籠の材質は竹製で、付属の4本の矢と共に、健全な状態で保存されていることが窺える優品です。