日本で唯一「誰かを応援すること」を事業とする（株）令和応援団（由比ガ浜・龍口健太郎代表）はこのほど、ミュージックビデオ「虹をかけろ」のインターネット配信を開始した。
法政大学２年生の時に、応援団の門を叩いた龍口代表。最終年生では、団員１０００人を束ねる東京六大学応援団連盟委員長に就任し、東京マラソンや侍ジャパン壮行試合などで、選手たちにエールを送った。大学卒業後は、楽天イーグルス公式応援パフォーマーとして、１４３試合でスタンドを盛り上げた。
「世界中の人を勇気づけたい」と昨年６月、同社を設立。ほぼ同時期に妻・亜美さんの両親と幼馴染みという人気アニメ・ドラゴンボールの主題歌「魔訶不思議アドベンチャー！」を歌ったアニメソング歌手の高橋洋樹さんに会う機会があり、「堅苦しい応援団のイメージを払拭し、この文化をずっと残していきたい」と伝えた。すると高橋さんから「名前にある空高く舞う”龍”のように活躍してほしい」と作詞・作曲・歌を提供してもらえることになったという。動画は、映像クリエイターの知人に依頼した。
２分10秒の動画には高橋さんの楽曲とともに、団員の中央で声を張る龍口さん＝写真＝や大学の厳しい練習風景、大舞台でのパフォーマンスを収録した。
龍口さんは「コロナ禍で不安を抱える人に元気を与えられれば。全国ツアーも検討している」と話す。
同社ＨＰ（ホームページ）とユーチューブ＝ＱＲコード＝で配信中。
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