いつも共感シアターを応援していただきありがとうございます! 毎週火曜日21時より生放送をしている「共感シアターナビ」では、"俺たち共感族!!“という視聴者の皆さまと戯れるコーナーがあります!視聴者の皆さまに「お題」を投げかけ、ご投稿いただいたお答えの中から抽選で10名の方の投稿をご紹介します。そして、その10名の中からさらに抽選で1名の方にどんな映画でも使える「ムビチケGIFT」をプレゼントします!そんな、7月12日のお題は「記憶を消したい映画」です。以下の投稿は抽選の結果、読み切れなかった方の投稿を掲載しています。他の方の投稿も気になりますよね、ぜひ、ご覧ください!
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千葉ダミアンさん:『フェノミナ』
ネタバレになるので詳しい事は話せませんが、フェノミナは毎回記憶を消してから観たいです!スタンダールシンドロームやシャドーなど、アルジェント作品の特徴的に、再度観る際は毎回記憶を消したくなる作品ばかりですが、中でもフェノミナは頭一つ抜きん出ています。ジェニファーコネリーのPVとしても、サスペンス映画としても、フェノミナは間違いなく超一級品です。トップガンマーヴェリックで、トム本人やトップガン世代だけでなく多くの若者達を魅了した熟女ジェニフェーコネリー!衰え知らずの魔女、ジェニファーコネリー幼少時における伝説的作品!一言で言うなれば、虫を操る夢遊病の少女が幾多の困難を乗り越えていく感動ムービー!後にも先にも、こんな心の美しい人間を見たことありません。そりゃマーヴェリックもメロメロなります。あの怒涛の展開、映画史に残る衝撃!頭から尻尾まで美味しい、文句無しの大傑作!あぁ、記憶消してもう一度観たい
じろさん(じろともトン)さん:『ソウ』『リング』『ジェイコブスラダー』
◯ジェームズワン監督「ソウ」1作目。
観る前ネタバレ案件。観たい度MAXなタイミングで、ネットでラストをバラされた時の気持ちは別の意味で忘れられない映画です。その後自分的ハズレなしジェームズワン監督との出会いを初めからやり直したい。初恋の気持ちで記憶から消して監督デビュー作を観たいです。
◯中田秀夫監督「リング」。劇場で女性や学生さん、大きな男性まで「タイタニック」よりもガチ泣きしてどよめく光景。ラストで客席が真田広之と一緒に後ずさってる後頭部達が忘れられない映画。何も知らない頃まで記憶を消してまたあの光景を観たい映画体験。
◯エイドリアンライン監督「ジェイコブスラダー」劇場体験としてレイトショー観終わった後、階段で5階分降りたら入り口シャッターが閉まってて、映画の冒頭ティムロビンスが降りた駅の入り口が施錠されてるのとリンクしてゾッとした忘られられない映画。映画自体マイベスト映画の1本なので同じ状況で再体験したい。
teppeiさん:『ウォーターワールド』
お疲れ様です。自分は仕事でミスしてしまった時は、瀬田さんの動画を見て、心を落ち着かせています。「記憶を消したい映画」ですが、自分は「ウォーターワールド」です。自分は最近この映画を何十年ぶりに見返しました。海が舞台で超予算がかかってますよね。音楽もどこかで聞いたことのある曲ですよね。セットの汚れ具合も最高、海も綺麗、アクション満載。設定だけ聞くと超面白そうですよね。残念ながら自分には全く合いませんでした。登場人物が薄っぺらく、テンポも大変悪い、ファミリー向け映画の割にはバイオレンスですよね。たいしてギャグシーンも面白くないですよね。この作品のファンの人もたくさんいると思いますが、記憶から消したいが今の所の心境です。
sv_yoshiさん:『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
アニメ大好き!ガンダム大好き!というわけではないですが、パッと思い浮かんだ映画は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(88)。
TV『機動戦士ガンダム』(79)から続く“永遠のライバル”アムロ・レイとシャア・アズナブルの最後の戦いを描いた今作。終盤、地球滅亡を巡る大バトル中のアムロとシャア。かつて“三角関係”で“ファム・ファタール(運命の女性)”であり、“アムロが殺した”ララァ・スン(享年15歳)について、シャアは叫びます。
シャア「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!」
アムロ「お母さん?ララァが?」
観てる私「は??私の母???」
今までの設定とか伏線とか一切関係なく、5歳下設定の女性に母とはとにかく唖然。よりにもよって二人が交わす最期のセリフがこれ。更に盛り上がらないEDテーマでこの映画はメビウスの宇宙へ消えていきました。これにより世間のシャアの評価は駄々滑り、“マザコン”とまで嘲笑される事態に。ああ、『MIB』のニューラライザーで「ピカッ」っと出来たらいいのに。
ヒロ神崎さん:『ハリー・ポッター』シリーズ
見たという事実を消したいのはぶっちぎりで「大怪獣のあとしまつ」。見てしまった自分を恥じています。さらに、岩松了さんが「シン・ウルトラマン」に出てきても「また全く笑えない駄洒落やギャグですべり倒すのか」とかと思ってしまい、真っ当な作品鑑賞の邪魔になります。でも記憶を消してしまうとまた騙されて三木聡作品を見てしまうからこれはむしろ消しちゃいけなくて心に刻み込んでおかなきゃいけない映画ですね。となるとやはり記憶を消したいのはハリー・ポッターシリーズです。初見の時は原作も読んでいなくてなんの予備知識もなしに主人公たちの成長を一作ずつ、毎年見守ることができました。あの純粋な気持ちで一作目から見直したいです。同時にエマ・ワトソンやダニエル・ラドクリフらの成長した姿及びその後の出演作品も記憶から消したい。やはりハーマイオニーは一作目の「ヒキガエルを見なかった?」の登場シーンの衝撃を純粋に味わいたいです。
REMさん:『情婦』『スティング』『デス・トラップ 死の罠』
「記憶を消してもう一度みたい映画」というお題と解釈させていただきます。その方針だと、内容に触れるとネタバレになりかねないので、タイトルと最低限の紹介だけ。なので、3本あげさせてください。
『情婦』ビリー・ワイルダー監督 1957年。
法廷物の大傑作クラシック。マレーネ・ディートリッヒの美しさ可憐さ妖しさに翻弄される。映画好き必見。
『スティング』ジョージ・ロイ・ヒル監督 1973年。
コンゲーム物の超傑作クラシック。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの黄金コンビの再共演がたまらない。全人類必見。
『デス・トラップ 死の罠』シドニー・ルメット監督 1982年。
意外と知られていない名作。スーパーマンのクリストファー・リーヴがその演技力を世間に知らしめた1作。面白い映画を見たい人必見。
その性質上3本ともミステリーになりました。どれも違う魅力の特級品。さあ、今すぐご覧あれ。
randさん:『ブレードランナー』
映画は2種類に分けられます。『ブレードランナー』以前か以後かです。と言い切ってしまって良いくらい、その後の多くの作品に影響を与えたのがブレードランナーです。自然環境が破壊された中、退廃的な、ごった煮のような都市に人々が暮らす未来という情景は、もはや定番と言えるでしょう。私はブレードランナーから少しでも影響を受けたと思える映画を見ている時、自分の注意力のかなりの割合を、その作品のどこがブレードランナーに似ているのかを探すのに使ってしまうことがあります。でもそれって、作品に正面から向き合っていないことになり、せっかく映画を見ているのにもったいないと思うのです。なので私は、ブレードランナーの記憶を消して、影響が大なり小なりある映画をそれぞれ単独のものとして見てみたいです。クリストファー・ランバートの『ニルヴァーナ』など。そしてひとしきり堪能した後、消した記憶に戻ってきて欲しいです。
へるだいばぁさん:『イベントライゾン』
私の記憶を消したい映画は、SFホラー映画イベントライゾンです。一言で表現すれば、幽霊船ホラーをSFに置き換えた様な作品です。2047年、7年前に消息を絶ったイベントホライゾン号が海王星宙域に現れ、不明瞭ながらリバラテ.メという言葉を含む急難信号を発信した。その意味は助けてというラテン語だったが……前半は謎解きも含め観客も精神的に追い詰められます。後半、何者かの意志により、不鮮明だったビデオログの内容が突然解明されると、記録されていたのは、流血の乱交と呼ばれた、凄惨と言う言葉すら生易しいゴア描写がサブリミナル的に差し込まれ、耐性の強い私も流石に目を背けました。今作が面白いと理解しても、どうしてもまた観ようという勇気が湧かない作品です。前半不明瞭だったリバラテ.メという言葉は、リバラテ.トゥテメ.エクス.インフェリエス。地獄から己を救えが全文です。正に宇宙の果てに地獄がありました。あ~怖かったぁ。
NORI“アレックス”65tさん:『魔界転生』
子供の頃に見た『魔界転生』ですね。千葉真一さんが柳生十兵衛。沢田研二さんが天草四郎。"島原の乱"でリーダーの天草四郎もろとも幕府軍に惨殺されたキリシタン教徒達。その怨念から蘇った天草四郎は、自分と同じようにこの世に怨み、執着、無念の想いを持つ死人を復活させ、幕府の破滅を計ります。魔界衆の存在を知った柳生十兵衛は、彼等との戦いを決意しますが、敵の中には更に恐るべき人物が..一番の見せ場が、柳生十兵衛vs宮本武蔵。あまりにも強すぎる武蔵との決闘に向かう十兵衛。何故、行くのか?と問われて、剣の道は自分で選んだ道だからと答えます。人生を後悔している人間vs自分の生き方を肯定する人間。伝記アクション時代劇ならではの面白さに加えて、この作品のテーマ?が大好き。クライマックスは実際にセットで火を燃やして撮影した燃え落ちる江戸城での柳生十兵衛と天草四郎との最終決戦。とは言えその時の僕は、その頃発売していた角川の情報誌『バラエティ』の"魔界転生&山田風太郎忍法帖特集号"を、隅から隅まで熟読してしまい、そのストーリー展開の大半を知っているという大失敗を犯してしまった後でした。事前にストーリー紹介を読まずに見たら、もっともっともっと面白かったに違いないと。しかし、、最早その経験は出来ません。本当に楽しみな映画があったら、事前情報はなるべく入れないようにしようと心に決めた一因です。
きゃわぐちさん:『セッション』
悩みましたよ。記憶を消すなら、やっぱり「シックスセンス」みたいなドンデン返し系かな?とか。あるいは、何回も観て、もはや呼吸と同じレベルの「ターミネーター2」や「ザ・ロック」を新鮮に観たいかな?とか。もしくは、映画館で観たあの感動、エンドゲームやノーウェイホームの圧倒的な感動をゼロから体感したい気もするな。とか。でも、呼吸レベルになった作品は、いわば長年の友情のようにその積み重ねにも意味があるからリセットしたくないし、エンドゲームの感動は、劇場全体が1つになったあの空間も込みだから、自分だけ記憶消しても物足りない。迷走した結果、僕が選んだのはデイミアン・チャゼル監督の「セッション」!あの超絶クライマックスの衝撃をまた受けたい!ただしこれには条件がもう1つ。記憶を消して、かつ、映画館で観ること!あれをDVDで観てしまった後悔たるや。デロリアンに乗って、過去の自分に「映画館へ行け!」と言いたい。
中学28年生さん:『リング』
「記憶を消して、もう一度観たい」映画ですが、先週「マーヴェリックの記憶を消して新鮮な気持ちでみたいなぁ」と書き込んだところ、あれが結構な大ネタだった気がして、それ以降あまり思い出せず…!フレッシュな気持ちで楽しみたい系は色々とあるので、今回は「リング」を挙げてみようかなぁと思います。あれを見たのは多分小学校6年生くらいだったのですが、鑑賞中も鑑賞後も生活が恐怖で支配された経験はリング以降ない気がします。廊下を歩いている時、ふとリビングのテレビが目に入った時の恐怖。家に誰もいないから静かなはずなのに…「リングは作り物だ…」と分かっているのに!まるで墨汁のように黒いブラン感がこちらをじっとりと静視しているかの様…ロシアに住んでいた頃なので、「貞子は日本語しか話せないからコチラの勝ち」みたいな訳のわからな無い理論で恐怖を克服していた記憶。そんな「リング」をブラウン管ではなく薄型の液晶テレビで見たら、テレビ恐怖症にかかるのかな…?