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Basics-1. 真摯さ。素直さ。

ダイレクト出版には、社内で共有する価値観 ― ベーシックスというものがあります。
ベーシックスが具体的な行動指示ではなく、抽象的な概念になっているのは、行動ではなく「考え方」を示しているからです。なので、私たちは、日々の行動や判断、意思決定は、ベーシックスを基に、自分自身で考えて行動しています。

それでは、7つあるベーシックスを1つずつ紹介していきますね。



真摯さとは目的のために自分自身を保てる強さ、すなおさのことを言います。一貫した誠実さ、
まじめさ、一生懸命さです。顧客にも、同僚にも上司にもチームにも、自分の仕事にも真摯に
対応する姿勢です。真摯さを保つことは、時に衝突や不快な思いをすることがあります。例え
ば、自分の意見があった時など、黙っていて相手の気分を良くすることは真摯であるとは言え
ません。


― あなたの行動、仕事ぶりを見て、良識的な人はどう思うか?
― 親、子ども、兄弟、家族はどう感じるか?
― あなた自身や周りの人間はどう感じるか?
― 新聞に載ったらどのように見られるか?
― 正しいと感じられるか?


《行動の指針》
・知りながら害をなさないこと。
 (ダメだと分かっていることを知りながら放置しない、無害にならない。)
・意見の対立・衝突を怖れないこと。
 (対立を通して尊重を得る。意見が対立したり、
 感情が傷つけられたりするのを避けて、沈黙する or おべっかを使うのは真摯ではない。)
・悪いニュースほど早く伝える。
 (懸念事項があった場合、それを報告・表明すること。)
・上司や顧客、取引先にも遠慮せず、自分が見た事実を言う。(信念を貫く。)
・ルールに反したことは誰に頼まれてもおこなってはならないし、
 ルールを知らないことは言い訳にはならない。分からないことは自分で調べるか、専門家に聞く。

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