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第26回参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けて18日間の選挙戦に入った。参院総定数248議席のうち、比例選で選ばれるのは100議席だ。参院は3年ごとに半数が改選されるので、50議席が今回の選挙で争われる。
基本的に都道府県単位で行われる選挙区選と違い、比例選は全国単位で実施される。有権者は政党名か、政党の名簿に載った候補者名で投票。その二つを足した政党の総得票数に応じ、議席が各党に配分される。当選者は、党内で候補者名の票が多い順に決まる。この仕組みは「非拘束名簿式」と呼ばれる。
例外が、2019年から導入された「特定枠」だ。政党が特定枠に指定した候補者は、個人名票の得票に関係なく、他候補に優先して当選できる。特定枠を活用するかどうかは各党の判断だ。19年は、自民党の2人とれいわ新選組の2人が特定枠で当選した。