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23日午前11時45分頃、京都市東山区の世界遺産・清水寺に続く参道「
倒れた木は、高さ約9メートル、幹回り約1・7メートル。坂沿いの飲食店の敷地に植えられ、階段の参道を塞ぐようにして倒れた。男性は「坂を上っている時、後ろからボキボキという音が聞こえ、自分の右肩付近に木が倒れてきた」と話しているという。
付近の住民らによると、樹齢は数十年以上という。付近は5時間以上、通行止めとなり、土地の所有者が業者に依頼して撤去した。
産寧坂周辺は、石畳の道沿いに土産物店や飲食店が並ぶ京都有数の観光地で、当時もインバウンド(訪日外国人客)らでにぎわっていた。オーストラリアから家族で訪れた男性(75)は「雰囲気のある坂を歩くのを楽しみにしていたが、木が倒れてしまい残念です」と肩を落とした。
近くのカフェで働いていた男性(22)は「突然、『キャー』という観光客の悲鳴が聞こえ、驚いた。人通りが多い場所なので怖いです」と話していた。