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徳島市の交番で拳銃を所持したとして、県警は6日、自称で大阪市、無職の男(58)を銃刀法違反(拳銃所持)容疑で現行犯逮捕した。供述から、徳島市内の民家で弾痕のような跡が見つかった。けが人は確認されていない。
発表によると、男は6日午後5時25分頃、徳島市大道の徳島中央署大道交番に「拳銃を発砲した」と自首し、持っていたショルダーバッグの中に回転式拳銃1丁を所持した疑い。捜査員が実銃であることを確認し、逮捕した。
男の供述に基づいて同市八万町の民家を調べたところ、玄関付近に弾痕のような穴が数か所見つかった。民家の住民にけがはなかった。
県警は、穴は男が発砲してできたものとみて、拳銃の入手経路や発砲した目的などを調べる。
民家の近くに住む自営業の女性は「6日の夕方、自宅にいた家族が、銃声のような大きな音を4回ほど聞いていた。こんな静かな地域で発砲だなんて物騒だ」と話していた。