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自民党の二階俊博・元幹事長（８５）（当選１３回、衆院和歌山３区）の記者会見要旨は次の通り。
◆冒頭発言
【次期衆院選不出馬】
二階氏
派閥の政治資金問題が政治不信を招く要因となったことを国民に深くおわび申し上げる。
派閥の元会計責任者や私の秘書が刑事処分を受けているが、政治責任が監督責任者の私自身にあるのは当然だ。自らの政治的責任を明らかにするべく、本日（２５日）、岸田総裁に次期衆院選に出馬しないことを伝えた。後継は地元の判断に任せる。
◆質疑
【政治倫理審査会】
――衆院政倫審に出席しないのか。
林幹雄・元幹事長代理 （二階派の）武田良太事務総長が出席し、話した通りだ。二階氏は（政治資金の）使い道を明らかにしているので、いちいち政倫審に出なくてもわかっていただけると我々は判断した。
【処分】
――党による処分の動きも不出馬の判断に影響したか。
二階氏 影響はない。自ら決めたことだ。
【年齢】
――不出馬はパーティー収入の不記載の責任を取ったのか。年齢の問題か。
林氏 不記載（の責任）だ。政治不信を招いた。
二階氏 年齢の制限があるか。（質問した記者に）お前もその年が来るんだよ。
