西武・山川穂高、狭まる進路…FA宣言の期限まで1週間 ソフトバンク、DeNAはコンプラ的に及び腰 単年契約で残留打診

女性問題が尾を引いて各球団の獲得意欲が下がりつつある山川。その視線の先にどんな未来が…
女性問題が尾を引いて各球団の獲得意欲が下がりつつある山川。その視線の先にどんな未来が…

知人女性への強制性交の疑いで今年5月に書類送検され、8月下旬に不起訴となったが、球団から無期限の公式戦出場停止処分を科されている西武・山川穂高内野手(31)。今年取得した国内フリーエージェント権(FA)を行使するには、14日までに球団側に意思を伝える必要があるが、本塁打王に3度輝いた強打者の獲得に動く準備を進めていた複数球団に撤退の動きがみられるなか、その決断に注目が集まる。 (山戸英州)

西武から単年契約で残留の打診を受けている山川は、FA宣言期間2日目の7日も所沢市内の球団事務所に姿を見せず。その一方で、女性トラブル発覚までFA移籍先の本命と目されていたソフトバンクに気になる動きがあった。前日6日に高橋礼、泉圭輔の両投手を交換要員として、巨人2年目のアダム・ウォーカー外野手(32)を獲得するトレードの成立を発表したのだ。

新助っ人がことごとく空振りで今季の外国人野手の本塁打が計1本に終わっただけに、「日本で実績ある助っ人なら安心感がある。同じ巨人からロッテに移籍した今季、本塁打王になったポランコの二匹目のどじょうを狙った格好。指名打者での起用が濃厚で、山川の獲得ができなかった場合の保険にもなり得る」とソフトバンク関係者。

小久保新監督のもと来季のV奪回へ、今オフもなりふり構わぬ補強を進めるとみられているが、山川の実力は折り紙付きでも、女性絡みのイメージダウンのリスクを最終的に親会社がどう判断するかは予断を許さない。ウォーカーという〝保険〟を確保したことで、山川抜きのチーム編成も想定されていることが明らかになった形だ。

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