ねらい

白熱電球とLED電球の消費電力を比較し、電流から熱や光が取り出せることに興味・関心をもつ。

内容

ほぼ同じ明るさで光る白熱電球とLED電球。その消費電力を見てみましょう。消費電力とはどれだけ電力を使用するかということ。それぞれ36ワットと6ワットで、LEDの方が消費電力は小さいことがわかります。同じような明るさなのに、なぜLEDの方が消費電力が小さいのでしょう。それぞれの温度を計って見てみると…、白熱電球は、かなり温度が高いことがわかります。一方、LEDはあまり発熱していません。白熱電球は、フィラメントを発熱させることで、光を出しています。多くの電力が熱になっているのです。LEDは、供給される電力のほとんどを、光を出すことに使い、あまり熱を出しません。このためLED電球は、小さな消費電力で明るく光るのです。

LED電球と白熱電球の消費電力
LED電球のほうが消費電力が少ない理由を説明します。